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国際政治・世界事情

933名無しさん:2009/10/10(土) 18:40:46
近代化のためのインフラ整備。

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009101000189

日本の「お家芸」に脚光=広域回廊整備で成長促進−アフリカODA最前線
 日本の国際貢献の柱となってきた政府開発援助(ODA)。かつては「ODA大国」と呼ばれた日本も今や実績額で世界第5位に転落、中国など新興国の進出に伴う開発環境の変化もあり、得意分野を生かした効果的な援助が求められている。アフリカの開発現場最前線でODAの潮流を探った。

 ◇ヒト・モノをつなぐ

 モザンビーク北部のナンプラから車で丘陵地帯を西に向かう。沿道には草ぶき屋根の民家の集落が点在、まきや野菜のかごを頭に載せて運ぶ女性が行き交う。荷台や屋根いっぱいに「乗客」を乗せたトラックとすれ違うたびに、砂ぼこりで前方が真っ白になった。
 未舗装の国道は、蛇行するわだちを慎重に進まなければ横転の危険がある。雨期には「泥の道」と化し、通行は極めて困難。国際協力機構(JICA)はナンプラ−クアンバ間350キロをアフリカ開発銀行、韓国輸出入銀行との協調融資で整備する予定だ。
 ナンプラから約130キロのリバウエに暮らす中学教師サイモン・ンブルマさん(32)は言う。「ナンプラまで4時間、雨期なら6時間かかる。市内の病院に向かう病人が道中で命を落とすこともある」。生活物資を搬送する重要な幹線道路でもあり、住民は舗装を心待ちにする。
 ナンプラ東方のナカラ港から隣国のマラウイ、ザンビアへ続く広域道路「ナカラ回廊」が整備されれば、モノやヒトの流れが活発化、開発が遅れる北部の貧困解消にもつながることが期待されている。

 ◇一にも二にもインフラ

 アフリカの広域回廊整備は、日本が昨年5月の第4回アフリカ開発会議(TICAD)で表明した目玉支援策の一つ。交通網や電力、水道などのインフラを整備し、民間投資を促して経済成長につなげるODAは、日本が東南アジアで実践した「お家芸」だ。
 アフリカでは長年、欧米諸国が保健や教育などの社会開発を重視した援助を行ってきたが、インフラ型のODAが近年、再び見直されつつある。
 アフリカ開発銀行タンザニア事務所のシポ・モヨ所長は「アフリカには緊急に大規模なインフラ整備が必要。私に決定権があれば、援助予算をすべてインフラに投入する」と言い切る。「アフリカ開発の優先順位は、一にも二にも三にもインフラなのです」。(ナンプラ=モザンビーク、ダルエスサラーム時事)(2009/10/10-14:34)


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