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国際政治・世界事情

921名無しさん:2009/10/04(日) 11:09:14
http://mainichi.jp/select/today/news/20091004k0000m020118000c.html

G7:米がG4構想提唱 日・EUに中国加え
2009年10月4日 2時30分 更新:10月4日 2時30分

 【イスタンブール平地修】3日夜(日本時間4日未明)閉幕した先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)で、米国がG7を再編し、新たに中国を加え欧州連合(EU)、日本、米国からなるG4への衣替えを非公式に打診したことが分かった。G7から外れることになる欧州各国の反対で今回は具体化しなかったが、将来的にはG4化へ進む可能性が高まった。新興国を加えた主要20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)定例化に続き、中国を加えたG7の再編で、日本の地盤沈下が一段と加速しそうだ。

 提案は、米国が「G7の将来像を議論したい」として、G7開幕前に各国に非公式に伝えた。現在のG7は日、米、カナダと英、独、仏、伊の欧州4カ国からなるが、欧州4カ国をEUに一本化。カナダを外して中国を加え、G4とする内容。

 米国の提案の背景には、来年にも日本を抜いて世界第2位の経済大国になることが確実な中国を、国際社会に巻き込みたいオバマ政権の強い意向が反映されている。中国は日本を抜いて世界最大の米国債の保有国になっており、米国経済の生命線も握っている。

 金融危機後の世界経済の回復も、中国の内需拡大頼みの様相が強まっている。米国は中国にG4の一角という「アメ」を与えることで、人民元の変動相場制移行や、内需の一段の拡大など、世界経済への貢献を求めたい考えがあると見られる。

 一方、米国の提案は日本には打撃だ。財務省は「サミットがG20になっても、市場経済という共通項を持ったG7の意義は変わらない」としてきた。しかし、中国が参加するG4になれば、米中2国で世界経済の方向を決定し、日本は追随を迫られるだけになりかねない。

 ◇ことば G7
 「Group of 7」の略称。日米英独仏伊加7カ国の財務相・中央銀行総裁が年3回程度集まり、世界経済や金融市場などの課題を話し合う会議。閉幕後に発表される共同声明には、経済分析や為替動向に関する認識、経済協調策などが盛り込まれるため、金融市場に影響を与えることが多い。70年代にイタリアとカナダを除く5カ国(G5)による非公式会議として始まったが、85年9月にドル高是正の協調介入を決めた「プラザ合意」を初めて公表して市場に影響を与え、86年に現行体制となった。


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