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国際政治・世界事情

901チバQ:2009/09/28(月) 22:13:20
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/090927/erp0909272047005-n1.htm
【独総選挙】2大政党に曲がり角 小党3党に勢い
2009.9.27 20:47

 【ベルリン=木村正人】東西ドイツを分断していた「ベルリンの壁」崩壊から20年。旧西ドイツ、統一ドイツの民主主義を担ってきた2大政党が今、曲がり角を迎えている。1970年代、保守系のキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)と中道左派の社会民主党(SPD)の得票率は合計で9割に達したが、最近の支持率は合計6割程度に落ち込んでいる。逆に自由民主党(FDP)や90年連合・緑の党、左派党の小政党計3党が支持を広げ、

存在感を増しつつある。

 ドイツでは、第1党が単独で過半数を獲得するのは難しく、伝統的に同盟と社民党のどちらかが軸となって小政党と連立政権を作ってきた。

 しかし、同盟以外に中道右派政党が存在しないドイツでは、同盟を見限った票は自由民主党へと流れ込んだ。環境対策が注目された80年代には、環境保護を訴える緑の党が着実に支持を広げた。東西ドイツが統一した90年以降は、旧東独支配政党の流れをくむ左派党が統一政権への不満票を吸収、党勢を拡大させている。

 支持者離れが続く同盟と社民党は前回2005年の総選挙で、合計得票率を7割以下にまで落とし、メルケル首相は現在、66〜69年のキージンガー政権以来となる社民党との大連立を余儀なくされている。

 シュレーダー前政権時代、失業手当給付期間短縮などの改革を進めた社民党は今、大連立政権下で同盟との政策のすりあわせを強いられ、脱原発政策や減税策を除くと「同盟との(政策の)違いはほとんどない」(独週刊紙ツァィトの政治記者、ハインリッヒ・ウェフィング氏)のが実情だ。これが支持者離れをさらに促す要因にもなっている。

 今回の選挙戦で、2大政党の主張は「信頼」(同盟)「ドイツはもっとできる」(社民党)と争点がぼけたのに対し、社民党の左派勢力が合流した左派党は、「アフガニスタンからの撤退」「高額所得者への増税」を主張し、社民党との違いを鮮明にしている。

 昨秋の経済危機後、市場経済重視の自民党は大胆な減税を唱えて支持を広げ、緑の党も社民党の不満層の受け皿となって、2大政党の“足もと”を着実に脅かしつつある。


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