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国際政治・世界事情

897チバQ:2009/09/27(日) 21:51:48
http://mainichi.jp/select/world/news/20090927ddm007030105000c.html
ドイツ総選挙:連立は「二者択一」に 大連立か中道右派
 【ベルリン小谷守彦】27日投開票のドイツ総選挙では、計5党(勢力)が連邦議会(下院)を構成するとみられるが、議会で多数派を形成するための連立組み合わせが事実上二つに絞られてきた。メルケル首相のキリスト教民主・社会同盟と社会民主党による現在の「大連立」か、民主・社会同盟と自由民主党による「中道右派連立」の二つだ。他の組み合わせは、政策の相違から各党が否定しており、有権者は狭い選択肢を強いられている。

 議会を構成するとみられるのは、民主・社会同盟、社民党、自民党、緑の党、左派新党の五つ。キリスト教社会同盟は厳密には独立した地域政党だが、伝統的に民主同盟と統一会派を組んでおり、同一勢力とみなされる。

 過半数を取れる組み合わせは理論的には五つある。

 メルケル首相は民主・社会同盟と自民党の中道右派連立を目指しているが過半数確保は微妙だ。大連立は民主・社会同盟、社民党の幹部から継続を容認する声も出ている。

 本来なら、民主・社会同盟、自民党、緑の党の「保守+緑の党」も可能だが、緑の党が拒否している。また、社民党、左派新党、緑の党の「左派連合」は、左派新党が旧東独の独裁政党・社会主義統一党の流れをくむことから、他2党にアレルギーが強い。社民党、自民党、緑の党の「中道左派連合」は社民党が容認しているが、自民党は拒否している。

 ドイツの選挙制度は小選挙区比例代表併用制をとる。民主・社会同盟と社民党は「国民政党」と呼ばれる大政党で、05年まではこのいずれかが小政党と連立するパターンが大半だった。だが、社会の多様化とともに新興小政党が登場。90年代半ばから大政党がいずれも支持率を下げる傾向が顕著になった。ベルリン自由大学のノイゲバウアー教授(政党政治)は「大連立が続けば、小政党が増加する恐れもある」と話す。

毎日新聞 2009年9月27日 東京朝刊


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