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国際政治・世界事情

875名無しさん:2009/09/13(日) 01:01:00
http://news.goo.ne.jp/article/newsengw/world/newsengw-20090902-01.html

日本の政権交代でなぜか異なる米英の反応――JAPANなニュース
2009年9月2日(水)21:35
■本日の言葉「take ○○ for granted」(○○は当たり前のこととタカをくくる)■
英語メディアが日本をどう伝えているかご紹介するこの水曜コラム、今週は掲載が夜になってしまい、申し訳ありません。月曜に引き続き政権交代についてです。選挙から3日たって、アメリカとイギリスのメディアでかなり見解が食い違ってきました。日英関係とはこうしたものという先入観があまりないイギリスと、日米関係はこうしたものという思い込みがあるアメリカの違いという気がします。(gooニュース 加藤祐子)

○「えらいこっちゃ」と言わない英メディア

政権交代が決まった30日夜に書かれた英語メディアの記事は、月曜コラムのこちらでもご紹介したように、アメリカのメディアとイギリスのメディアでかなりの温度差がありました。ひとつには日常的にどれだけ日本を詳しくつぶさに見ているか??の違いがあると思うのですが、ふだんから「日本報道」というよりは「アジア報道」と一括りにしている観のあるアメリカ・メディアの論調は(はっきり言えば)かなり大ざっぱで大げさ。対して普段から詳しく日本を取材している(一部の)イギリス・メディアはとても冷静でした。

それから3日もたって、その違いは埋まっていくのかと思いきや、ますます顕著になってきました。イギリス・メディアの論調はおおむねますます冷静に「変化変化というけれども、実質的にはどうだろう?」という分析的な内容になってきたのに対して、アメリカのメディアでは誰かが「これは大変だ」と口にしたのを皮切りに、それを他の人たちも真似して繰り返していくうちに、「なんだか本当にこれは大変なことみたいだ」という空気が作られてしまっているようです。まさにアメリカ的としか言いようのない情報の過熱が、わずか3日で目の前で起きているのにちょっと当惑する思いです。

英ガーディアン紙のサイモン・ティスドール編集局次長がまさにこのことについて「日本の選挙結果を欧州や中国は楽観視しているが、アメリカは不安をあらわにしている」と指摘。いわく「欧州のコメンテーターはおおむね、今回の選挙結果は不況に苦しむ日本の有権者が自民党に責任をとらせて追い出したのが原因だと分析し、ゆえに実際は大した変化はないと言っている。対してアメリカは、未知数の民主党が微妙に反・資本主義的で反・グローバリゼーションなスタンスをとり、『より対等な日米関係』を主張していることに、本物の不安を抱いている」と書いています。

確かに、私が目にしたイギリスの記事はおおむね、アメリカの一部メディアのようには「えらいこっちゃ」とは言っていません。そもそもイギリスのメディアはそうそう簡単には「えらいこっちゃ」と盛り上がりませんし(たとえばニューヨーク・タイムズいわく「同紙に掲載されてワシントンで蜂の巣をつついたような騒ぎになった」鳩山論文についても、英フィナンシャル・タイムズは「欧州官僚はドキドキ胸を高鳴らせているが、ワシントンは歓迎しないだろう」とあくまでも冷静でした)。

それに日本に詳しい特派員を東京においているイギリス・メディアは、日米関係だけを軸に今回の選挙を観ていないし、イギリスのメディアはそもそもアメリカをちょっと斜めな冷めた目で見ているからです。

だからこちらで翻訳したフィナンシャル・タイムズのデビッド・ピリング前東京支局長は確かに「しかしこれで二大政党制が成立したのかどうかは、まだ実証されていない」と疑問を呈しているし、確かに「日本の有権者は民主党の政策に心から同調して投票したというよりも、自民党に対して反乱を起こしたのだ。しかしそれでも日本人は、自分たちが本当の意味で主権を行使した、あるいは影響力を発揮したのかどうか、確信できずにいる」と、別に日本人は民主党を心底支持した訳ではないと、そう指摘しています。


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