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国際政治・世界事情

7986チバQ:2014/05/19(月) 21:50:19
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140519/asi14051916210004-n1.htm
【モディのインド】
(下) 「成功物語を全国に」経済手腕へ大きな期待
2014.5.19 16:21 (1/2ページ)

近代的なビルが立ち並ぶ首都近郊のグルガオン。モディ氏はグルガオンのような成長をインド各地にもたらすことができるか(岩田智雄撮影)
 インド西部グジャラート州バドドラは、新首相就任が確実な最大野党、インド人民党(BJP)のナレンドラ・モディ氏(63)のお膝元だ。多くの市民が、モディ氏称賛の声を上げる。

 「町には橋が3本しかなかったが、モディ氏が州政府の首相を務めたこの10年余りで15本できた。モディ氏は開発と投資をもたらし、人々の生活は向上した。首相になれば、成功物語を全国に広げられるはずだ」

 モディ氏に投票したという女性、ランジャン・バットさん(43)は熱っぽく訴えた。

 モディ氏は、グジャラート州の経済開発に大きな成果を挙げたといわれる。州政府によれば、電力供給能力は、10年間で2・5倍に増え、電力不足が常態化しているインドで、停電の時間が大きく短縮された。

 4〜6車線の道路は2001年に400本弱だったのに、昨年時点では1430本余りに増え、交通の利便性が向上した。州民1人当たりの所得は約9万7千ルピー(約16万8千円)で、全国平均の1・4倍だ。

 投資誘致にも成功している。日系企業の拠点は84あり、デリー首都圏の約半数にも及ぶ。しかも現在、モディ氏の肝煎りで、日系企業専用工業団地の建設が進められているほか、インドの自動車最大手スズキが、この工業団地とは別に工場を造ることになっている。

 モディ氏は以前、産経新聞の書面インタビューに「州内の特別投資地域2カ所に日本人町を建設する。レストラン、ゴルフ場、日本語の学校も整備する予定だ」と答え、投資環境整備に積極的だ。

 中心都市アーメダバードは、インド政府の7本の高速鉄道計画のうち最優先で整備される予定の路線の起点になっている。日本は、グジャラート州が企業誘致のために開く投資イベントの提携国でもあり、政府は官民を挙げてこの路線に日本の新幹線を売り込んできた。

 昨年2月にアーメダバードで「インド高速鉄道セミナー」を開き、政府や企業の幹部がトップセールスで売り込みを図った際には、州政府首相のモディ氏も出席。日本側関係者に「モディ氏が首相になれば高速鉄道事業は頂きだ」とまで言わせた。

 日本からの投資呼び込みへの熱心さから、米国の南アジア地域専門家、ウォルター・アンダーソン氏は最近、地元紙に「モディ氏の最初の外遊先は日本だろう」と述べている。

 ただ、“モディ政権”の能力を過大視すべきではないとする声もある。

 ニューデリー近郊のハリヤナ州グルガオン。近年、首都の衛星都市として開発が著しく進み、都市鉄道の環状線も開通した。多数の日系企業も進出している。

 グルガオン商工会議所のS・K・アフジャ事務局長は「グルガオンを発展させたのは政府ではない。企業の力だ。どの政党が与党でも政府は変わらない」と言い放つ。そのうえで、「国の発展を妨げている最大の問題は、政治家や公務員の汚職だ。これからの政権が何をするのか見ものだ」と語った。

 モディ氏は、グジャラート州での経験を首相としてどう生かすのか。BJPの歴史的圧勝には、国民の大きな期待が込められている。(岩田智雄)


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