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国際政治・世界事情

7963チバQ:2014/05/14(水) 07:50:14
◆夫婦間に軋轢も

 1951年のインド独立後の第1回選挙以来、女性は男性とともに投票を行い立候補する権利が保障されている。国民会議派総裁のソニア・ガンジー氏は米経済誌フォーブスの「世界で最も影響力のある人物」で昨年21位にランクインした。

 インドのマンモハン・シン首相は2009年に、インドの地方自治団体職員の少なくとも半数を女性にする法律の実現に同意した。選挙管理委員会は投票所の警備を強化し、トイレの数を増やし、より多くの女性が投票しやすくなるようにした。

 しかし、それでもインドの大半の女性は夫が選ぶ候補者に投票する傾向がある。ウッタルプラデシュ州カジュリ村に住むシャビラ・バルマさん(25)は選挙について、国民会議派のシンボルマークの「右てのひら」以外は何も知らない、と話す。3人の子供をもつバルマさんは、夫の言う通りに投票するという。

 バルマさんは村で農作業の休憩中に語った。「夫は他の人たちが政治の話をするのを聞いているから、わたしよりも詳しい。そんなささいなことで夫に『ノー』とはいえない。父や母からも夫に従うようにと教わった」と話す。

 世界経済フォーラムの13年版「男女格差報告」で、インドは136カ国中、101位。同報告は各国の男女の地位を経済、教育、政治、健康の4分野で分析している。ブラジル、ロシア、中国を含めたいわゆるBRICsと称される国々の中で、インドの順位は最低だ。

 BJPと国民議会派の両党とも、4年間保留になっていた下院議会と州議会の3分の1の議席を女性に割り当てる法案の実現を公約に掲げている。

 ニューデリーで3人の子供を育てるピンキー・シンさん(27)も、前述のデヴィさんと同様に女性の安全を守りたいと思っている。彼女も夫の意見には従わなかった。

 シンさんは「わたしの母は選挙には行っていたけど、いつも父の言われた通りに投票するだけだった」と語った。彼女はBJPに投票すると決めたことで夫との間に軋轢(あつれき)が生じ、「2、3回口げんかになった」と打ち明けた。(ブルームバーグ Rina Chandran、Bibhudatta Pradhan)


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