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国際政治・世界事情

7962チバQ:2014/05/14(水) 07:49:23
http://www.sankeibiz.jp/compliance/news/140514/cpd1405140500003-n1.htm
高まる「投票力」印女性は票田に (1/4ページ)2014.5.14 05:00

投票所で列を作るインドの女性有権者ら。同国では近年、女性の政治参加が活発化している(ブルームバーグ)【拡大】
 インド北部ウッタルプラデシュ州ガラノドハン・プルワ村では先週、議会選挙の投票が行われた。50世帯が暮らすこの村に住むウルミラ・デヴィさん(26)は、夫には言いつけ通り国政与党の国民会議派に投票すると言った。しかし、いったん投票ブースに入れば、夫の意見は無視。

 「わたしが関心があるのは女性の安全問題。政府はこれを最優先課題にすべきだ」と、2人の子供を育てるデヴィさんは、ワンルームの自宅の外で話していた。

 ◆「暴力に歯止めを」

 インドでは伝統的な男女の役割分担の壁を取り払い、16日に終了する選挙に自分の意見を反映させようとする女性が増えている。デヴィさんもその中の一人だ。識字率が高まり、経済的に自立した女性が多くなり、2012年12月にニューデリーで起きた女子学生集団レイプ殺害事件に象徴されるような女性への暴力に歯止めをかけようと、変化を求める声が高まっている。

 世論調査を行っているニューデリーの発展社会研究所の所長、サンジェイ・クマール氏は「われわれは女性たちに過去何年もの間、自分のために投票するのか、それとも夫や父親の言いなりになって投票するのか、と問い続けてきた。彼女らは、以前は自分の意見を言うことに消極的だった。しかし、徐々に男性に何と言われようと自分自身のために投票すると言うようになってきている」と話した。

 インド選挙管理委員会によると、09年に行われた前回の選挙では、有権者全体の投票率58%に対し、女性は56%だった。この年は、1991年以降のデータの中でその差が最も小さかった。女性の下院議員数は59人となり、議員全体の11%を占め、インドでは史上最高の割合となった。

 ハイデラバードにあるインド商科大学院の助教、シャミカ・ラヴィ氏とムディット・カプール氏がまとめたデータによると、男性1000人に対する女性投票者の数は、1960年代の715人から、2000年代には883人まで増加。この数字は1962年から2012年までの間に16州で行われた選挙結果に基づいており、男性投票者の数は横ばいなのに対し、女性投票者の数は伸びていることを示している。

 米有力シンクタンクのブルッキングズ研究所のインド部門の客員研究員でもあるラヴィ氏は、過去50年間の投票行動を研究している。同氏は、「かつての女性は票田と見なされていなかったが、今のインドでは男女不平等を問題視する声が高まっている。そのため、選挙に行く女性が増えている」と説明した。

 世論の多くは、ナレンドラ・モディ氏が率いるインド人民党(BJP)が、過半数には及ばないものの最多議席を獲得すると予測している。国民会議派は、汚職事件や、経済成長の鈍化、物価上昇に憤る有権者によって、史上最悪の敗北を喫する可能性がある。

 両党は選挙の公約に、女性の教育や職業訓練、安全の改善や、財産や結婚生活における権利の保護を掲げている。


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