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国際政治・世界事情

7877チバQ:2014/04/23(水) 23:22:39
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140423/erp14042312390005-n1.htm
結束強める「反EU」勢力 欧州議会選まで1カ月
2014.4.23 12:39 (1/2ページ)

 【ベルリン=宮下日出男】欧州連合(EU)加盟28カ国で5月22〜25日に実施される欧州議会選挙(定数751議席、任期5年)まで1カ月となった。債務危機による経済低迷や高失業率で「反EU感情」が各地で高まる中、懸念されるのは、反EU勢力の躍進だ。極右政党などは選挙後の影響力増大を視野に共闘の動きを強めている。

 仏極右政党の国民戦線(FN)のルペン党首は訪露した12日、「冷戦宣言には驚いている」と述べ、ウクライナ問題でロシアとの対決を強めるEUを非難した。欧州議会選を控え、EU批判にウクライナ情勢を利用した形だ。オランダの自由党のウィルダース党首も17日、「混乱の責任はEUにある」とロイター通信に述べ、歩調をそろえた。

 両党は昨秋、欧州議会選への協力を確認した。欧州レベルで連携する各国主要政党に対抗するため、「反EU」の旗印の下に極右勢力を結集させる狙いだ。FNは最近、オーストリア自由党やベルギーの「フランデレンの利益」、スウェーデン民主党との間で若者同士の協力も始めた。

 FNなどが目指すのは欧州議会での会派結成とされる。現有議席はFNでもルペン氏を含む3議席にとどまるのに対し、会派結成には7加盟国以上の議員25人が必要だ。実現すれば、議会での発言時間や活動への補助などで有利となる。

 各国の世論調査を基に欧州議会選を予測する「ポールウオッチ2014」によると、イタリア北部同盟などが協力すれば、「反EU」勢力は会派結成の要件を満たす可能性がある。また、英国独立党はFNの反ユダヤ主義的伝統への懸念から協力を拒むが、選挙後に姿勢を変えれば勢力は一段と強まることになる。

 選挙では主要な勢力が大勢を占めて大きな混乱にならないとみられるが、反EU勢力が躍進すれば議会運営で台風の目となり、加盟国が全体よりも自国の利益を優先する恐れもある。EUのファンロンパイ大統領は主要勢力に対し、「市民は明確なメッセージを必要としている」とEUの重要性を一段と訴えるよう求めている。


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