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国際政治・世界事情

7874チバQ:2014/04/23(水) 23:15:51
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140423/erp14042322490008-n1.htm
国外脱出のヤヌコビッチ前大統領 「祖国を捨てた」と故郷でも権威失墜
2014.4.23 22:49 (1/2ページ)

ヤヌコビッチ氏
 【エナキエボ(ウクライナ東部)=佐々木正明】「逃げるべきじゃなかった」「裏切り者だ」。ウクライナ情勢の混乱の末、ヤヌコビッチ前大統領(63)が実権を失って2カ月が過ぎた。出身地の同国東部でも権威は地に落ち、住民らは同氏の批判を遠慮なく口にした。

 州都ドネツクから北東50キロに位置する人口8万人のエナキエボ。炭鉱や工場がある工業都市の一つだ。ヤヌコビッチ氏はソ連時代、地元の冶金(やきん)工場を振り出しに中央政界に進出した。

 市庁舎内部には業績をたたえる夫妻の肖像画が掲げられていたが、同氏が2月下旬に国外脱出した後、取り外された。市庁舎の屋上には、ウクライナ国旗の代わりに親露派勢力が樹立を宣言した「ドネツク人民共和国」の旗が翻る。

 商店勤務のロマンさん(24)はヤヌコビッチ氏について、「祖国を捨てた裏切り者だ。キエフを去ってから地域の平静が失われた。衝突で死傷者が出たのも彼のせいだ」と話す。

 インフラ整備など、東部の発展に力を発揮したヤヌコビッチ氏は、しばしば地元に里帰りしていた。ウクライナ西部や首都キエフでヤヌコビッチ政権打倒運動が沸き上がったときも、地元では同氏を擁護する集会が行われた。

 しかし、事態は一変した。年金生活者のイリーナさん(73)は地元の有力政治家が姿を消したことで、「若者たちの失業者が増えるかもしれない」と不安顔で述べた。

 ロシアのプーチン政権の保護下にあるとみられるヤヌコビッチ氏は、政変による解任は憲法違反だとして、自らを「合法的国家元首」だと現在も主張している。

 「ドネツク人民共和国」は5月11日、法的地位や帰属先を問う住民投票を行う方針だ。その2週間後にはウクライナ大統領選が予定されている。東部では流血の事態に歯止めが掛からず、情勢がいつ安定するのか先行きも読めない。

 会社員のアレクサンドルさん(32)は、「地域の代弁者はもういない」とため息をついた。


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