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国際政治・世界事情

7864チバQ:2014/04/20(日) 23:13:36
http://mainichi.jp/select/news/20140420k0000m030071000c.html
インド:総選挙に映画スター 過去最多24人の候補者
毎日新聞 2014年04月19日 22時21分

 【ニューデリー金子淳】7日に投票が始まったインド総選挙(改選数543、5月16日開票)で、映画スターの候補者が乱立している。インドでは独立以降、元女優の州政府首相が誕生するなど映画界から政界入りする例は珍しくない。だが、今回は映画界からの候補者数が前回(2009年)の約5倍に上っており、「セレブに貧困問題が理解できるのか」などと批判も上がっている。

 「テレビで見るよりもずっと若かった。手を振ったら振り返してくれた」。北部ラクナウの実業家、パワン・シンさん(32)は4月上旬、遊説するベテラン映画俳優の候補者を間近で見た。今回が初出馬で政治経験のない候補だが、シンさんは「とてもいい経験だった。彼に投票するし、友人や家族にも投票を呼びかける」と興奮した様子で語った。

 インドは年間1000本以上の製作本数を誇る世界有数の映画大国。映画スターは庶民のあこがれの的だ。毎日新聞の集計では、前回選挙で著名な映画俳優の候補者は5人だったが、今回は少なくとも24人で過去最多とみられる。政党別では最大野党・インド人民党の7人と、与党・国民会議派の6人が突出している。

 地元テレビのビジェンドラ・クマール・シン記者は「これまでも映画俳優の候補者はいたが、今回は多すぎる。選管が(人集めを目的とする)違法なビラやポスターを厳しく取り締まるようになったため、代わりに有名人を使うようになったのだろう」と分析する。

 一方、人民党の広報担当者(55)は「名前や知名度ではなく、彼らの政治活動を評価して候補者にした」と強調。会議派の担当者(28)も「党員か、かつて党員だった候補者しか立てておらず人気取りではない」と説明した。

 映画スターは華やかでクリーンなイメージがあり、汚職がはびこるインドでは歓迎する声も多い。一方で、世界銀行の報告書によると、インドは10年時点で最貧困層が国民の約3分の1に上り、貧困撲滅は主要な政策課題の一つでもある。ニューデリーのテレビ記者、チャンダン・ジャジワレさん(33)は「セレブが中間層や貧困層の問題を認識しているとは思えない。過去に多くの映画スターが政界で成功しなかったのもそのためだ」と指摘している。


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