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国際政治・世界事情

7846チバQ:2014/04/16(水) 20:56:32
http://mainichi.jp/select/news/20140416k0000e030254000c.html
ウクライナ:「無政府状態」放置に危機感 新政権悩み深く
毎日新聞 2014年04月16日 12時42分

 【ドネツク(ウクライナ東部)坂口裕彦】ウクライナ新政権が15日に特殊部隊を投入し、東部ドネツク州で親露派勢力の排除に乗り出したのは、東部の都市で相次いだ行政・警察庁舎などの占拠による「無政府状態」を放置すれば、政権基盤が足元から崩れる危険性があったからだ。一方で強制排除に伴う流血の事態は、ロシア軍の介入を招きかねない。新政権はぎりぎりのかじ取りを迫られている。

 「作戦は段階的に責任を果たしつつ、注意深く行われるだろう」。トゥルチノフ大統領代行が15日に最高会議(国会)で語った言葉は、「二正面作戦」を迫られる新政権側の苦しい立場を象徴するものだ。

 新政権が直面する一つ目の圧力は、国内の強硬論だ。新政権は14日を退去期限として、親露派に「最後通告」を行ったが、首都キエフでは具体的行動を求める親欧州派の大規模デモが発生するなど、身内の「圧力」が強まっていた。

 二つ目はロシアの存在だ。米露、欧州連合(EU)、ウクライナは事態の平和的解決を目指し、17日にスイス・ジュネーブで外相級協議を予定しているが、ラブロフ露外相はウクライナ新政権が実力行使に出れば開催が危ぶまれるとけん制していた。ロシアとの関係を壊しかねない大規模な強制排除には、外交解決のチャンスを狭めるリスクが伴う。

 現時点で奪回したのはクラマトルスクの空港周辺など一部にとどまるとみられる。ドネツク州庁舎を占拠し、「ドネツク人民共和国」の樹立を宣言した親露派勢力の最大拠点の排除は未着手のままだ。どこか弱含みの対応に、新政権が抱える悩みの深さが透ける。


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