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国際政治・世界事情

7772チバQ:2014/04/06(日) 00:27:54
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140405/asi14040520590007-n1.htm
民族融和 問われる選挙

2014.4.5 20:51 (1/2ページ)




 国際治安支援部隊(ISAF)の戦闘部隊の撤収を年末に控える今回の大統領選はアフガニスタンの国家自立にむけた節目の選挙となる。

 アフガンは人口の4割近くを占めるパシュトゥン人をはじめ、タジク人、ハザラ人、ウズベク人など多民族で構成される。タリバン政権以前は民族、部族同士が反目し、内戦にも至った。このため民族、部族間の融和は国家安定の必須条件ともいえる。

 今回の選挙では、パシュトゥン人の二大部族のうち南部を地盤とするドゥラニ族の間で、候補の一本化が図られた。カルザイ大統領の兄カユーム・カルザイ氏らが選挙戦から撤退し、ラスール前外相の支持に回った。

 ドゥラニ族は18世紀のアフガン建国の父アフマド・シャーにつながる部族だ。 別のパシュトゥン人有力候補、ガニ元財務相は、ドゥラニ族とかつて対立した有力部族ギルザイ族の出身だ。ギルザイ族には親ソ社会主義政権時代のナジブラ元大統領らがいる。

 米調査会社が昨年12月に発表した世論調査結果では、「アフガン人の84%が自分以外の民族や部族から候補者を選んでもよいと答えた」とされるが、アフガンの政治評論家ファコル氏は「当初は世論調査結果のような空気があったが、投票が近づくにつれて、自分たちの部族が支持する候補に味方する人が目立ちだした。候補者が部族の長を取り込んで得票を増やそうとしている」と指摘する。

 同じ民族や部族の票を取り込むことが重要であることは、各有力候補者が副大統領候補に別民族の人物を選んでいることからも一目瞭然だ。ラスール氏の副大統領候補の1人はタジク人、ガニ氏の副大統領候補はウズベク人だ。パシュトゥン人の父とタジク人の母を持つアブドラ元外相はハザラ人を選んでいる。(岩田智雄)


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