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国際政治・世界事情

7754チバQ:2014/04/02(水) 21:16:45
http://www.afpbb.com/articles/-/3010739
「アマゾネス」、紛争の中央アフリカで島を守る女性自警団
2014年04月01日 11:40 発信地:バンギ/中央アフリカ
【4月1日 AFP】ヨランデ・ブラボさん(19)は3か月余り前、中央アフリカで続く血なまぐさい宗教紛争で兄弟が殺害されるとすぐに自警団に加入した。

 彼女を含め8人の女性が頭をそり、武器を持ち、男性3人とともに首都バンギ(Bangui)に近いウバンギ川(Oubangui River)に浮かぶモンキー島(Monkey Island)を守っている。

 地元農民から「アマゾネス(Amazons)」と呼ばれる彼女たちは、土でつくった監視塔から交代で見張りを続けている。モンキー島の人口は1000人ほどだったが、紛争が始まって以来、避難民の流入でその数は膨れ上がっている。

 兄弟が殺され、「私は加入せずにはいられなかった」と、カーキ色の戦闘ズボンにメッシュのトップからターコイズ色のブラが見えるブラボさんは言う。「私たちはみんなセレカ(Seleka)の被害者だ」。12歳のおいは、セレカにライフルの台尻で打ちのめされたという。

 イスラム教系の武装勢力連合セレカは2013年3月にクーデターを起こし、セレカの指導者ミシェル・ジョトディア(Michel Djotodia)氏が暫定政府の大統領に擁立された。中央アフリカの少数派であるイスラム教徒が同国の大統領になったのはこれが初めてだった。

 その後ジョトディア氏はセレカの解散宣言を出したものの、セレカの戦闘員たちは今もなお民間人に対する暴虐行為を続けている。

 これに対し、各地で自警団が結成され、イスラム教徒に報復攻撃を加えている。セレカも自警団も「バラカ」というなたを振りかざしているが、主にキリスト教系の自警団は「反バラカ(anti-balaka)」と呼ばれている。

■「動物のように扱われた」、住民が語るセレカの恐怖

 宗教紛争の激化にともない、既に中央アフリカに展開していたアフリカ連合(AU)部隊の支援のため、旧宗主国のフランスは軍を派遣した。大量虐殺(ジェノサイド)が起きる恐れがあるという援助団体や各国政府の報告を受け、国連(UN)は先月10日、調査団を中央アフリカに派遣した。

  オレンジ色のタンクトップ姿のジョアンナ・インディエンさん(20)は、セレカに夫を殺されたという。残された3人の子供をバンギ近郊のバンボ(Bimbo)に住む母に託し、自らは自警団に入った。

「子供たちに会いたい。でも国を守らなくては。バンボなら安全だ。私がここにいるのは、ここか危険だから」と、彼女は言う。

 モンキー島で農業を営むジャンアナトール・クワレさん(59)は1週間前に「あの女の子たち」が現れたときに「とても驚いた」と語る。自警団の女性たちに「アマゾネス」とニックネームをつけたのは、クワレさんだ。「男でも女でも変わらない。私たちは今、安全を感じているから」と彼は言う。

 クワレさんはセレカがジョトディア氏を暫定大統領に据えていた約10か月間の恐怖を語る。「セレカは私を縛り上げて殴った。彼らは私たちを動物のように扱った」

 セレカは首都バンギでは、ほぼ完全にその姿を消した。しかし、モンキー島の大半の住民と同じようにクワレさんも、セレカはまだ川岸に潜んでいると信じている。(c)AFP/Stéphane JOURDAIN


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