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国際政治・世界事情

7740チバQ:2014/03/31(月) 21:51:04
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2014033102000109.html
アフガン見えぬ将来像 大統領選4月5日
2014年3月31日 朝刊

 【バンコク=寺岡秀樹】アフガニスタン大統領選が4月5日に行われる。アフガン駐留米軍が撤退する年末以降の新たな国づくりを担うリーダーを決める重要な選挙だが、反政府武装勢力タリバンの妨害工作が続き、公正な選挙の実施が見込まれないだけでなく、アフガンの将来像が明示されないまま投票日を迎えようとしている。

 AFP通信によると、首都カブールで二十九日、大統領選への妨害を宣言しているタリバンが選挙管理委員会本部を襲撃。二十五日には選管の事務所を、二十日にも外国人が利用する高級ホテルを襲撃している。死傷者が多数出るなど妨害工作が活発化しており、外国の選挙監視団は国外へ撤退した。

 民間団体の世論調査によると、アフガン市民の92%は選挙こそ国の将来を決める唯一の選択肢と考えているが、うち約二割は身の危険から投票所へ行かないと回答した。

 二〇〇九年の大統領選では約百三十万票の不正票が認定され、公正な選挙の実施も大きな課題となっている。

 一方、選挙戦の動きでは、〇一年のタリバン政権崩壊後、国を統治してきたカルザイ大統領は三選禁止のため不出馬。当初、十一人が出馬したが、三人が立候補を取り下げている。有力候補はカルザイ氏の側近ザルマイ・ラスール前外相、国際機関での勤務経験のあるアシュラフ・ガニ元財務相、〇九年の大統領選で決選投票に進出後、辞退したアブドラ・アブドラ元外相の三人。

 立候補を取り下げた三人のうち、カルザイ氏の兄カユーム・カルザイ元下院議員ら二人はラスール氏支持を表明。カルザイ氏は特定候補の支持を表明していないが、ラスール氏支援に動いているとされる。

 米国はアフガンの治安維持のため年末以降も駐留を要求、カルザイ氏に両国間の安全保障協定に調印するよう求めているが、カルザイ氏は拒否。対米強硬策を示すことで、引退後も自らの影響力を温存させたい狙いがあるともされる。

 アブドラ氏は協定に調印すると明言しているが、候補者の多くは積極的な発言を控えており、新生アフガンが米国などとどう関係を築くのかがはっきり見えていない。


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