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国際政治・世界事情

7681とはずがたり:2014/03/23(日) 16:51:09

クリミア“国境” まるで戦時下 物流の生命線、戦車の列
産経新聞2014年3月23日(日)07:56
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/snk20140323061.html?fr=rk

 ロシアが併合したクリミア半島で、北部のチョンガルはウクライナとの新たな“国境”となった。ウクライナとを結ぶ幹線道路は本来、物流の生命線だが、ロシア側の戦車部隊がずらりと並ぶ。道路沿いのあちこちには塹壕(ざんごう)が掘られるなど、まるで戦時下のようだった。

 ◆「カメラよこせ」

 「何をしているんだ。カメラをよこせ、壊してやる!」

 “国境”の検問所近くで長蛇の車列を撮影していると、軍服の男2人が近づいてきて、いきなりこう脅した。「クリミア共和国の自警団」という男たちは、赤ら顔で明らかに酒に酔った様子だ。

 土嚢(どのう)や古タイヤを積み上げただけの検問所には、ロシア国旗が掲げられ、ロシア側に転向したウクライナの特殊部隊「ベルクト」元隊員らが、自動小銃を手に車を1台ずつ調べていた。全乗員のパスポートや持ち物検査までする厳しさだ。

 そのため市場や土産物店ができてにぎわうはずの周辺の土地は閑散とし、“国境”を挟んで両方向に数キロに及ぶ車列ができていた。4時間以上、待たなければ検問を通過できない。

 「新しい国境警備隊の隊長」という男は、銀色のゴーグルにマスクを着けて顔を隠したまま、「まだ完全な国境ではない。クリミアから現金などが持ち出されないよう見張っている」と語った。ウクライナ側からは「武器や麻薬が流入するのを防いでいる」という。

 ◆「生鮮食品ない」

 “国境”から少し離れた道路には、ロシア軍のものとみられる戦車30台以上が止まっていた。戦車の上から走行車両に勝利のVサインを送る兵士の姿も見られた。

 しかし物流が滞る中、住民たちは早くもうんざりした様子だ。「生鮮食料品が入ってこなくなった」「この夏にはウクライナからの観光客は来ないだろう」…。「ロシア化」にかじを切ったクリミア半島は、陸の孤島となりつつある。(チョンガル 内藤泰朗)


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