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国際政治・世界事情

7644とはずがたり:2014/03/19(水) 00:36:10
ウクライナ軍の自制は高く評価。しかし欧米はロシアの天然ガス無しでやれるのか,ロシアは欧米の投資無しでやれるのか,が次なる焦点。
>ウクライナ軍は、一部を西部に移動するなど自制し、衝突は起きていない

クリミアの独立と編入を認めるならチェチェンの独立を認めないとロシアに整合性はないけど,クリミアは呉れてやるからテロの原因となってるチェチェンの抛棄ぐらいできないのか?

ロシア:愛国心高揚の裏に「アフガン侵攻再来」の恐れも
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/20140319k0000m030113000c.html
毎日新聞2014年3月18日(火)22:04

 ロシアのプーチン政権は18日、ウクライナからの独立を宣言した「クリミア共和国」の編入に動き始めた。欧米からの制裁強化や非難を意に介さない強硬姿勢の背景には、愛国ムードの高揚や国際社会の変化に乗じて政権の安定化を図る思惑がある。ロシアは関係の深いウクライナの東部や南部でも影響力を行使する姿勢を見せており、欧米は警戒感を強めている。一方で、クリミア編入について専門家からは、冷戦時代に東西対立を深めた旧ソ連のアフガニスタン侵攻の再来になりかねないと危うさを指摘する声も出ている。

 帝政時代からロシア領だったクリミア半島は1954年、当時のソ連指導者フルシチョフの判断でウクライナ領に帰属替えとなった。編入はロシアにとって60年ぶりの「失地回復」と言える。政治学者のシモノフ氏はタス通信に「ロシア国民にとってクリミアの編入は歴史を正すこと。(制裁による)経済的な犠牲もいとわない」と語った。

 政治評論家のムーヒン氏は「ウクライナで起きた(政権の)崩壊過程に対するロシアの反作用だ」と分析する。ウクライナで反露勢力が新政権入りしたことを受け、ロシアは2月末、安全保障の要である黒海艦隊基地を擁するクリミアを勢力圏に保持するため、事実上の武力介入を開始した。だが、欧米との外交交渉も並行して続けていた。

 プーチン政権が欧米の警告を無視して編入にかじを切ったのはなぜか。一つはロシアで燃え上がる愛国ムード、もう一つは当初の欧米の慎重姿勢や中国の中立的態度など国際社会の反応を判断材料としたようだ。

 プーチン氏は大統領就任以来、国際社会のルールの枠内で「大国ロシア」の地位向上に努めてきた。一方、近年、米国の弱体化が目立ち、中国が台頭するなど国際的な力関係は変化した。内政と外交のバランスを考慮する中で、支持率が落ちてきた政権の安定化も念頭にあったとみられる。

 カーネギー国際平和財団モスクワセンターの政治評論家、マラシェンコ氏は露紙「独立新聞」への寄稿で、クリミア編入の動きについて「プーチン氏はカリスマ性を補強できたが、戦略的には敗北している。ロシアが経済や外交の規範に沿って行動できないことを示したからだ」と指摘。さらに「愛国主義的な緊張を長期間保つのは難しい。クリミアは現政権にとって『ミニ・アフガニスタン』となり、ロシアは孤立していく」と警鐘を鳴らす。【モスクワ真野森作】


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