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国際政治・世界事情

7629チバQ:2014/03/16(日) 15:50:59
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140316/erp14031600470002-n1.htm

【ウクライナ情勢】
住民投票後のクリミア 露が目論む2つのシナリオ 「併合」か「独立承認するも実効支配継続」
2014.3.16 00:45 (1/2ページ)[ロシア]

15日、ウクライナ南部クリミア自治共和国のシンフェロポリで、ロシア編入に賛成する人々(ゲッティ=共同)
15日、ウクライナ南部クリミア自治共和国のシンフェロポリで、ロシア編入に賛成する人々(ゲッティ=共同)


 【モスクワ=遠藤良介】ウクライナ南部クリミア自治共和国で16日に行われる住民投票は、ロシアへの編入に対する賛成票が過半数を占めることが確実視されている。ケリー米国務長官によれば、14日に会談したラブロフ露外相は「住民投票が実施されるまではプーチン露大統領はいかなる決定も下さない」と強調した。住民投票後、プーチン氏はどう動くのか。2つのシナリオが予想されている。

 1つ目は、ロシアがかなり迅速にクリミアを併合するというものだ。プーチン氏が今回、東西冷戦終結後に形成された旧ソ連地域の秩序を、確信的に破壊しようとしているとの見方が根底にはある。

 露下院には、外国領の編入手続きを簡素化する法案が提出されており、21日にも審議が始まる予定。法案は、外国に実効的な統治権を持つ政権が存在しない場合、住民投票の結果などに基づいて領土を編入できるとする内容だ。同法が早期に成立した場合には、住民投票から1〜2週間でクリミア併合が完了することも考えられる。

 2つ目は、プーチン政権が即座の併合には踏み切らず、クリミアの独立を承認した上で実効支配を継続するシナリオだ。欧米が本格的な対露制裁に踏み切った場合には経済面で重大な打撃も予想されるため、しばらくは国際社会の出方を探るというわけだ。

 ロシアは2008年のグルジア紛争後、グルジアの親露派地域、アブハジア自治共和国と南オセチア自治州の独立を一方的に承認したものの、ロシアへの編入は行っていない。それでも「独立国」との合意という体裁をとり、公然と軍を展開することは可能だ。ロシアが死活的に重要と考えているクリミア半島南端セバストポリでの黒海艦隊駐留も、この方法で維持することができる。

 ただ、プーチン政権は「ロシア系住民(同胞)の保護」という「大義」を掲げてクリミアに介入し、それによってロシア国内ではプーチン氏の支持率が70%を超える現象が起きてもいる。クリミアは住民投票後、ロシア編入を公式に要請するとみられ、プーチン政権がこれを完全に無視することは難しい情勢だ。

 政権与党所属でウクライナ問題に詳しいザトゥリン下院議員は最近の専門家会合で、「(遅かれ早かれ)ロシアはクリミアを編入せざるを得ないだろう」との見通しを示している。


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