したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

国際政治・世界事情

7628チバQ:2014/03/16(日) 15:49:44
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140314/mds14031413300004-n1.htm
最高で終身刑「ウガンダ反同性愛法」に活動家や一部議員が怒りの提訴

2014.3.15 18:00 (1/2ページ)

アフリカ・ウガンダで同性愛者に最高で終身刑を科す「反同性愛法」に署名するムセベニ大統領(ロイター)
アフリカ・ウガンダで同性愛者に最高で終身刑を科す「反同性愛法」に署名するムセベニ大統領(ロイター)


 アフリカ・ウガンダで2月、同性愛者に最高で終身刑を科す「反同性愛法」が成立したことを受け、同国の一部の国会議員や人権活動家らが今月11日、憲法裁判所に対し同法は違憲だとする訴えを起こした。同法に対しては人権意識の高い欧州諸国などから強い批判が出ているが、ムセベニ大統領は「撤回はしない」との意思を鮮明にしており、司法の判断に大きな注目が集まっている。(カイロ 大内清)

 ウガンダではもともと、多くのアフリカ諸国と同様に同性愛行為は禁じられていたが、昨年末に最高刑を終身刑とする法案が議会を通過。今年2月24日にムセベニ氏が署名した。同性愛者を支援した者も処罰の対象となるほか、当局に同性愛者を通報することも推奨する内容だ。

 ウガンダは国民の約75%がキリスト教徒、約15%がイスラム教徒で占められ、同性愛をタブー視する風潮が強い。フランス通信(AFP)によると、近年は同性愛に厳しい態度を取ることで知られる米福音派が影響力を伸ばしているといい、こうした事情も法案成立を後押ししたとみられる。

 これに対し、スウェーデンやデンマーク、オランダなど同性愛者の権利擁護に熱心な欧州諸国は「深刻な人権侵害」の恐れがあるなどと強く反発。ウガンダに対する援助を停止する動きも出始めている。

 実際、同国では法律成立後、タブロイド紙が、200人もの同性愛者や同性愛者とおぼしき人物のリストを掲載するなど、市民のプライバシーが脅かされる事例が相次いでいる。

 AFPが原告団の話として伝えたところでは、すでに同性愛を理由に逮捕されたり、大家から立ち退きを迫られるケースも起きているという。原告団の一人は今後の審理で、「反同性愛法は(社会にとって)有害であり、不当な差別を受けない権利を保障した憲法の理念に合致しない」ことなどを主張していく考えを示した。

 しかし、ムセベニ大統領は米CNNテレビのインタビューで「欧米の価値観を一方的に押しつけられることは容認できない」などと強調。ムセベニ氏に対しては一部の野党議員らから、反同性愛法を「政府の汚職問題などから世論の目をそらすために利用している」との批判もあるが、今のところ、ムセベニ氏側から法律を撤回する気配はない。

 ウガンダでは同法成立以前にも、同性愛の人権活動家が、名前や写真、住所などの個人情報を新聞のトップページで“晒さ”れたことが元で集団暴行を受け死亡するなど、同性愛者を取り巻く環境は厳しい。同性愛者らが少なくとも身の危険を感じずに暮らせるようになるまでの道はなおも遠い。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板