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国際政治・世界事情

7615チバQ:2014/03/14(金) 00:44:42
http://mainichi.jp/select/news/20140314k0000m030085000c.html
ウクライナ:クリミア自治巡り 米、露と妥協図る
毎日新聞 2014年03月13日 21時15分

 【ブリュッセル斎藤義彦】ウクライナ南部クリミア半島でロシア編入の是非を問う住民投票が16日に迫る中、欧米側はロシアへの制裁を強く警告する一方、最後の外交交渉を準備している。ケリー米国務長官が14日、ロンドンでロシアのラブロフ外相と会談する際には、クリミアの自治権拡大や少数派のロシア系住民保護などで妥協を図ろうとしている模様だ。

 ドイツのメルケル首相は13日、議会演説で、ロシアがこのまま態度を変更しなければ、政権幹部などへの資産凍結や渡航禁止など欧州連合(EU)の制裁が「避けられなくなる」と警告。ウクライナに「破局」がもたらされるだけでなく、EUがロシアを「脅威」と位置付け、「ロシアにも経済的、政治的に甚大な損害がもたらされる」と述べた。オバマ米大統領も12日、「国際社会が代償を払わせる」と話しており、欧米は歩調を合わせてロシアに最後通告を突きつけた。

 一方、オバマ大統領は「ここ数日の外交で(ロシアのプーチン大統領が)考え直すことを期待する」と話した。ロイター通信などによると、ケリー長官は先週、ロシア側に「解決策」を示した提案文書を渡した。「全ての関係者の利益になる複数の選択肢」が記されているという。

 オバマ大統領は12日、ウクライナ新政権のヤツェニュク首相との会談で、新政権がロシア黒海艦隊の駐留を含む全ての国際合意を守り「ロシアとの歴史的関係を認識した」と強調。さらに新政権が法秩序回復や少数派の尊重、公正な選挙を決めたと述べた。オバマ大統領は一連の措置がロシアの利益になり「クリミア半島に特別な地位を与えることにつながる」と自治権拡大を示唆した。

 ロシアがウクライナのロシア系住民の権利侵害を憂慮、民族主義者など過激派が新政権に協力していると非難していることに配慮したとみられる。

 ヤツェニュク首相もワシントンでの講演で、ロシア語の保護やクリミアの自治権拡大の議論を始めると述べた。メルケル首相もドイツが提案している全欧安保協力機構(OSCE)を軸とした仲介組織「連絡グループ」で自治権や言語の問題を取り上げると話した。

 ロシアがこうした提案を受け入れるかは未知数で、14日の米露外相会談でのロシア側の姿勢が注目される。


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