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国際政治・世界事情

7590チバQ:2014/03/10(月) 21:19:26
http://mainichi.jp/select/news/20140310k0000m030047000c.html
クリミア:タタール人、広がる危機感 「武装勢力は脅威」
毎日新聞 2014年03月09日 21時34分(最終更新 03月10日 03時05分)
 【シンフェロポリ(ウクライナ南部)真野森作】ロシア連邦編入を問う住民投票が16日に行われるクリミア半島で、人口約300万人の1割強を占める先住民族クリミア・タタール人に強い危機感が広がっている。旧ソ連のスターリン政権下で「敵性民族」として中央アジアなどへ強制移住させられ、ソ連末期のゴルバチョフ時代に故郷へ帰還して二十数年。安寧が再び揺さぶられている。

 「この1週間、子供を学校に通わせていない。皆、戦争を恐れているし、ロシアの一部になったら、どうなってしまうのか……」。1783年のロシア帝国併合まで300年近く、クリム・ハン国の首都だった南部バフチサライ。静まり返った旧宮殿で土産物を商う女性(37)は不安げに話した。

 祖父母はウズベキスタンへ強制移住させられ、父親の代にクリミアへ戻った。「タタール人のテレビ局や学校ができ、自分たちの家も建てた。父祖の地で落ち着いた暮らしをしてきたのに」と、肩を落とす。近くの集落に住む男性(57)は「25年間、ロシア系住民らと仲良くやってきた。武力を背景にした投票は不法だが、私たちには何もできない」とぼやいた。恐怖感から、名前を明かすことを拒む住民が多かった。

 タタール人の民族組織「メジュリス」渉外担当のアブドゥラマン氏は「展開している武装勢力は直接的な脅威だ。少数派の我々は国際社会の支援に期待するしかない」と話す。

 クリミア・タタール人の大半はイスラム教徒だ。半島で勢力を伸ばしてきた国際イスラム主義組織「ヒズブット・タフリル」(イスラム解放党)はロシアでは「テロ組織」扱いされている。広報担当のアムザエフ氏は「我々は過激派ではない。併合されれば権利が侵害されるだろうが、非暴力の政治活動を続ける」と話した。

 国際女性デーの8日に合わせて、バフチサライの幹線道路沿いにはタタール人女性ら数百人が集まり、「クリミアに平和を!」とアピールしていた。

http://mainichi.jp/select/news/20140310k0000m030045000c.html
クリミア:ロシア軍消え、自衛部隊発足 住民投票を前に
毎日新聞 2014年03月09日 21時30分(最終更新 03月09日 23時18分)
 【シンフェロポリ(ウクライナ南部)真野森作】ウクライナ南部クリミア半島でウクライナ軍基地を包囲していたロシア軍とみられる部隊が一部で姿を消す一方、クリミア自治共和国の「自衛部隊」が8日、宣誓式を行った。ロシア連邦への編入の是非を問う16日の住民投票を前に「ロシアの軍事介入は存在しない」との体裁を整えているとみられる。

 クリミア自治共和国の首都シンフェロポリの公園でアクショーノフ首相を前に小銃を持った約30人の自衛部隊員が市民への忠誠を誓った。迷彩柄の真新しい制服の左腕には、頭がワシで体がライオンの怪獣「グリフォン」をあしらった国章のワッペン。アクショーノフ首相は「皆さんのお陰で我々は平穏に生活できている」と演説した。

 首都から南西約30キロに位置するバフチサライでは、今月2日からウクライナ軍駐屯地を包囲していたロシア軍とみられる部隊が5日夜、現場を去った。駐屯地副司令官のドクチャエフ大佐は「相手方リーダーは『指示を受けた』とだけ話し、(立ち去った)理由は不明だ」と語った。部隊は当初、ウクライナ軍側に「ロシアへの忠誠」を求め、拒絶すると武器引き渡しだけを要求していたという。

 一方、ロイター通信によると、9日にはクリミア半島西端チェルノモルスコエにあるウクライナ国境警備隊の駐屯地が親ロシア武装勢力に包囲され、約30人の隊員が身動きできない状態になった。国境警備隊の報道官によると、クリミアでは現在、11カ所の駐屯地が同様の状態に置かれているという。


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