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国際政治・世界事情

7565チバQ:2014/03/06(木) 22:01:39
http://mainichi.jp/select/news/20140307k0000m030059000c.html
ウクライナ:「文化破壊される」…クリミア住民
毎日新聞 2014年03月06日 20時46分(最終更新 03月06日 21時20分)


クリミア半島東端の国境の町ケルチ。約5キロ先の対岸のロシア領がはっきりと見える=ウクライナ南部で2014年3月5日、真野森作撮影
拡大写真 【ケルチ(ウクライナ南部)真野森作】ロシア側による制圧が完了したクリミア半島。急展開の背景には、地元住民が抱いてきたヤヌコビッチ前政権を含む中央政府への不信感と、新政権への強い警戒感があった。

 「大事な薬の説明書も読めなくなる!」。街頭で住民に話を聞くと、ロシア語使用制限を打ち出した新政権の言語政策への憤慨をあらわにする人が多い。ロシア系だけでなく、ウクライナ系なども異口同音。半島の住民は9割以上が日常、ロシア語を話すからだ。

 ヤヌコビッチ前大統領は2012年、親欧米派の反対を押し切り、東部や南部でロシア語を地域の公用語扱いにする法律に署名した。だが、ウクライナ語圏を主な地盤とする旧野党勢力が実権を握った最高会議(国会)は政変後の2月下旬、法律の廃止を決定。「文化を破壊される」との恐怖感が広がっている。

 一方、中央政府への不満は以前から蓄積されてきた。半島は観光産業を核に経済力を有するが、税収の8割を中央に吸い上げられてきたという。派遣される官僚の腐敗も目立った。1990年代前半には大統領公選制など自治共和国の権限が強かった経緯もあり、住民投票に向けて「クリミアのことは自分たちで決めたい」との欲求が高まっている。

 中央に対する不信はロシアへの親近感と表裏一体を成している。半島東端の国境の町ケルチでは、海峡を挟んで約5キロ先にロシア領がはっきりと見え、連絡船が通常通り運航していた。旧ソ連時代は対岸との自由な往来で工業中心に栄えたが、ソ連崩壊後、国境と関税の出現で町は徐々に寂れてきたという。

 ロシア政府は3日、両岸をつなぐ橋や海底トンネルの建設計画を発表。地元紙「クリムスカヤ・プラウダ」のフィリッポフ記者は半島の将来に計画は非常に重要とみる。現在は本土から引く電気、水道、ガスをロシアから供給できるからだ。「クリミアの政治・経済にとって大きなプラスになる」と指摘した。


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