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国際政治・世界事情

7548チバQ:2014/03/04(火) 21:26:59
http://mainichi.jp/select/news/20140305k0000m030066000c.html
NATO:ウクライナ問題…露との関係巡りジレンマ
毎日新聞 2014年03月04日 19時39分(最終更新 03月04日 21時15分)


ウクライナの対応を巡りジレンマに陥っているNATO。写真はアフガニスタンの首都カブールで活動するNATO軍の兵士=2月、ロイター
拡大写真 【ブリュッセル斎藤義彦】緊迫するウクライナ情勢を巡り北大西洋条約機構(NATO)が割れている。東欧諸国はロシアの脅威を身近に感じNATOに強い対応を求めるが、西欧は外交解決を優先しているためだ。欧米の安全保障にロシアとの良好な関係は不可欠だが、軍事組織としてロシアの行動は容認できずNATOはジレンマに陥っている。2日に続き4日にも緊急理事会を開き、対応を協議した。

 「NATOには多様な立場がある」。4日の会合を要請した加盟国ポーランドの政府関係者が、足並みがそろわない現状にいらだちを見せた。NATOは2日の声明で、ロシアに撤兵を求め、外交解決を促しただけだった。

 NATOが対抗措置など厳しい態度を取らず、ソフトな声明にとどめたのは「ロシアを追い詰めず、対話の糸口を残す」(NATO外交筋)のが狙いだ。強硬派と対話重視派で割れた意見を「バランスの取れたもの」にしたという。

 NATOは、ミサイル防衛網の欧州展開で悪化したロシアとの関係改善を図り、アフガニスタンでの麻薬対策などさまざまな協力プログラムを実施している。

 2011年のリビア攻撃など欧州大陸以外での活動が主になっているNATOは、足元の欧州大陸でロシアと事を荒立てたくないのが本音だ。

 一方、ウクライナは、政治解決を求める声明だけではなく「追加的な措置」を求めている。東欧諸国も冷戦時代の記憶は消えておらず、なし崩し的にクリミア半島を占領したロシアに脅威を感じ、強い警告を求めている。

 ロシア外務省は遠慮がちなNATOの声明にさえ「状況を不安定化させる」などと批判。軍事的な選択肢は示威行動など極めて限定され、冷戦時代にもなかったロシアとの交戦は論外でNATOのジレンマは深い。

 また、ウクライナはアフガニスタンやコソボにも派兵し、NATOに協力してきた重要なパートナーではあるが、集団的自衛に基づく共同防衛条項に守られた加盟国ではない。非加盟国に対しては「政治的な声明を出すのが限界」(外交筋)との悲観論もある。


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