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国際政治・世界事情

7544とはずがたり:2014/03/04(火) 17:31:28

ロシア系住民6割は絶対的多数ではないよなぁ。。なかなか難しい。。民族浄化みたいな事態にならないことを望むばかりである。

ウクライナ情勢 クリミア中心都市に響く銃声 自警団「挑発者から防衛」
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/snk20140302048.html
産経新聞2014年3月2日(日)07:56
 パン、パン、パン。乾いた銃声が響き渡った。1日午後、ウクライナ南部クリミア自治共和国の中心都市シンフェロポリの政府庁舎前。覆面に迷彩服姿の武装集団が突然、発砲した。中心部への車の進入は禁じられ、周辺にはロシア国旗を掲げる人々の姿。ロシアの軍事介入が現実味を増す中、「親露派の街」は先行きが読めない不透明感が急速に強まっている。(ウクライナ南部シンフェロポリ 遠藤良介)

 武装集団は議会の前にも数人いた。政府庁舎前に居合わせた「自警団」を名乗る集団の一人は、武装集団について「地元のクリミアの部隊だ」と述べるだけで、国名などは一切明かさなかった。

 武装集団には2月28日夜、シンフェロポリ国際空港のターミナルでも出くわした。黒い覆面で所属を示す記章などはなかったが、装備からプロの戦闘集団であることは明らかだ。シンフェロポリでは27日以降、議会や政府庁舎も同様の武装集団に占拠された。ただ、これに伴って負傷者が出たといった情報はなく、警察やロシア系の自警団が武装集団がいる議会などを守っているのが構図だ。

 「武装グループはわれわれの側だ。首都キエフからの挑発者を食い止めるために防衛している」と自警団の面々は語る。

 ウクライナの政変後、クリミアでは人口の6割を占めるロシア系が親欧米派の暫定政権に反発し、ロシアへの編入を求める声を強めている。ロシアの影がちらつく不可解な武装集団がロシア系住民と連携し、暫定政権の支配が及ばない地域となりつつある。

 こうした状況を受け、ウクライナ暫定政権が最も警戒するのは、ロシアが2008年のグルジア紛争に似た形でクリミアに軍事介入するシナリオだ。

 グルジアでは紛争前から南オセチア自治州など2つの親露派地域が事実上の独立状態にあり、ロシアが住民にパスポート(市民権)を交付していた。グルジアが南オセチア支配を回復しようと攻撃したのを機に、ロシアは「自国民保護」を掲げてグルジアに侵攻。紛争後に両地域の独立を承認し、事実上の支配下に入れた経緯がある。クリミアにも露パスポートを持っている住民は少なくなく、ロシアが「自国民保護」を持ち出す可能性は十分にある。グルジア紛争前に挑発的な軍事行動が目立っていた点も現在のクリミア情勢と共通する。

 ロシアのプーチン政権は旧ソ連諸国を再統合して「ユーラシア連合」を結成する野望を抱いており、ウクライナの政変で親欧米の暫定政権が発足したことは重大な打撃だ。ウクライナの欧州連合(EU)や北大西洋条約機構(NATO)への加盟を阻止すべく、ロシアはクリミア問題を通じて暫定政権に圧力をかけたいものとみられる。

 もっとも、クリミアには少数派のウクライナ人や先住のタタール系がおり、ロシア寄りの立場をとる住民ばかりでは決してない。ロシアとロシア系住民の活発な動きは、クリミア半島の民族対立に火をつける危険性もはらんでいる。


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