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国際政治・世界事情

7532チバQ:2014/03/03(月) 22:18:20
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140302/erp14030223240024-n1.htm
グルジア侵攻の再現…「自国民保護」錦の御旗に
2014.3.2 18:39 (1/2ページ)[ロシア]

1日、ウクライナ南部クリミア自治共和国のシンフェロポリで、ロシア国旗を掲げて行進する住民ら(AP)
 【シンフェロポリ(ウクライナ南部)=遠藤良介】ロシア軍の動向が注目されているウクライナ南部クリミア自治共和国をめぐる情勢は、2008年8月にロシアとグルジアが交戦した紛争と多くの共通項がある。ロシアにとってウクライナは東スラブ民族同士の「兄弟国」であるだけに、事態はより深刻だ。

 ■住民にロシアのパスポート

 グルジアでは1990年代の民族紛争を経て、アブハジア自治共和国、南オセチア自治州という2つの少数民族地域が事実上、中央政府からの独立状態にあった。

 特に、南オセチアでロシアは親露派のかいらい政権を樹立し、現地住民に自国のパスポート(市民権)を配布。グルジアが南オセチア再統一を狙って攻撃に乗り出したのを機に、「自国民保護」を掲げてグルジアに侵攻した。今回のウクライナ・クリミア自治共和国も住民の約6割がロシア系で親露的な上、ロシアのパスポートを持つ者も多い。

 自治共和国の議会はロシア系政党のアクショノフ氏を新首相に選出し、首相は1日、治安回復に向けた支援をプーチン露大統領に要請し、介入に向けた素地は急速に整えられた。

 ロシアはグルジア紛争後、親露派2地域の独立を一方的に認めて事実上の支配下に入れたばかりか、欧州連合(EU)の停戦監視団を現地入りさせるとの国際合意も反古にした。

 ■住民投票、統制下なら疑義も

 クリミアに関しても、多国籍の平和維持監視団であればウクライナ暫定政権にも受け入れやすいが、露指導部はあくまで拒む構えだ。グルジアと同様、ウクライナに事実上のロシア支配地域を確保することが主眼ではないかと強く疑わせる行動といえる。

 クリミア自治共和国をめぐっては、治安が基本的に維持されている現状で、本当にロシアの介入が必要なのかが問われる。30日に予定される自治共和国の地位に関する住民投票がロシア軍統制下で行われれば、公正さにも疑問を残す。さらに、ロシアが親露的な東部地域に部隊を進めれば、事態は東スラブ民族同士の本格的な戦闘に発展する可能性もはらんでいる。


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