したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

国際政治・世界事情

7494とはずがたり:2014/02/27(木) 21:52:50
2014年 2月 26日 20:45 JST
ウクライナ新体制に反発するクリミアの住民―親ロシア派市長かつぐ動き
http://jp.wsj.com/article/SB10001424052702303616704579406671396869060.html

 【セバストポリ(ウクライナ)】ウクライナのヤヌコビッチ政権崩壊につながった親欧米派による政変に対する反感が強い同国南部クリミア半島の中心都市セバストポリで、ロシア人実業家が事実上の市長として浮上した。

 地元の著名な実業家でロシアの利益の促進者を自称するAlexei Chaly氏(52)は、新政権づくりを目指している親欧米派による政変に参加したウクライナのナショナリストからセバストポリを守ると公約している。この都市にはロシア黒海艦隊の基地が置かれている。

 1954年までロシアに帰属していたクリミア半島の大半では、ウクライナ新体制に対する抵抗が強く、新体制を違法と非難するChaly氏の人気が高まっている。この地域にはロシア系住民が非常に多く、ウクライナのナショナリストらに対する反感が根強い。

 ここでは親ロシア感情が明白だ。25日にはクリミア自治共和国議会のウラジミール・コンスタンティノフ議長が「最後まで自治共和国のために戦う」と誓った。クリミア半島は自治共和国の地位を獲得しており、ウクライナのほかの地域以上に自己統治力を自負している。しかし、このところの混乱で、ウクライナからの独立を求める声がますます高まっている。

 クリミア半島の問題はウクライナの首都キエフを掌握したデモ参加者や反政権指導部にとって深刻な懸念となっている。トゥルチノフ大統領代行は25日、声明を発表し、クリミア半島の「分離主義」に対する懸念を表明するとともに、自身の側近を集めてこの問題を協議した。大統領代行は、ウクライナの領土保全を脅かす行為があれば犯罪として処罰することについて協議したと明らかにした。

 Chaly氏がセバストポリの事実上の市長に就いたことは、クリミア半島の平和維持のためにウクライナの新政権が取り組まざるを得ない難しい課題の1つだ。

 Chaly氏は型破りなやり方で勢力を伸ばした。23日、セバストポリの主な広場に数千人のデモ参加者が押し寄せ、キエフの独立広場での反政権デモ隊の指導者たちを非難した。ほとんどがロシア系住民から成るセバストポリのデモ参加者はロシアの国旗とロシア黒海艦隊の旗を掲げ、ロシアの歌を歌った。ロシア政府に対し、ウクライナの新体制から自分たちを守るよう訴える人々もいた。

 そうした状況のなかでChaly氏が持ち上げられた。同氏はステージから群集に対し、「キエフは今、いったいどうなっているのか。自分たちを議会と呼んでいる人々には、そう呼ぶ権利はない」と訴えた。

 そしてすぐに何人かの人々が立ち上がり、Chaly氏が新しく市長に就任すべきだと演説した。これまでセバストポリの市長だった人物もステージに登り、Chaly氏に対する支持を表明した。セバストポリの市長はこれまで何年間も、選挙を行う他の都市と異なり、論争の多いやり方で指名されてきた。

 ヤヌコビッチ前大統領が指名したこの市長はそれから数時間後、もはやウクライナを辱めた人物とその政党のために職務を遂行したくないとして辞任した。この市長の立場は弱かった。地元住民の多くはキエフの反政権デモ参加者を嫌悪しているが、同時に、汚職が蔓延し、経済的困難に無策だったヤヌコビッチ前大統領と当時の与党にも失望していた。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板