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国際政治・世界事情

7479チバQ:2014/02/26(水) 21:50:04
http://www.47news.jp/47topics/e/250665.php
【激震ウクライナ―ヤヌコビッチ政権崩壊(上)】指導者なき革命、若者主導 過激派台頭、対立激化も

22日、キエフ郊外にあるヤヌコビッチ氏の公邸内を見て回る人々(ロイター=共同)
 親欧米政権を生んだ「オレンジ革命」から約10年。ウクライナで再び革命を起こしたのは経済難に苦しみ、富を独占したヤヌコビッチ体制を憎む若者たちだった。政治不信の中、革命は指導者を欠き、極右の過激派が台頭。隣国ロシアへの反感をあおり、東部などでロシア語を話す住民が反発し国内対立が激化する危険をはらんでいる。
 「桁外れの浪費だ」「ここで庶民の暮らしは理解できない」。ヤヌコビッチ大統領が放棄した首都キエフ郊外の公邸を訪れた人々は一様に憤慨した。公邸がデモ隊の手に落ち、一般公開すると報じられると市民が殺到。7キロ手前から渋滞が続いた。路肩に駐車し、歩き出す子ども連れの姿も。

 ぜいを尽くした調度品やしゃれた庭園。敷地は東京ディズニーランドの3倍近く。自転車で回った男性は5時間かかったと話した。

 分裂と混乱が続いた過去の親欧米政権に失望した国民は、その後登場した親ロシアのヤヌコビッチ政権の腐敗ぶりにもあきれ果て、政治不信は頂点に達している。

 財政は破綻寸前。国民の所得は西部で特に低く、隣の欧州との経済格差は広がるばかりだ。政権が欧州連合(EU)との関係強化路線を棚上げしたことで、人々の怒りに火が付いた。

 革命の舞台となったキエフの「独立広場」。前線で24時間の戦闘態勢を組織したのは極右勢力だった。失業などで政治に不満を抱く若者が地方からバスで続々と送り込まれ、角材や火炎瓶で治安部隊に立ち向かった。

 治安部隊の発砲で多数の犠牲者を出した極右勢力は革命後、英雄扱いされている。装甲車まで持ち込み、今後も居座って政治圧力をかける構えだ。一方、平和的なデモを唱えてきた野党指導者の影は薄い。

 過激派による制裁も本格化。独立広場では戦闘服の一団が「ヤヌコビッチ氏の手先」を捕らえて両脇を抑え、背後から棒で脅しながら連れ回していた。 与党だった地域党は 一転して同氏を断罪し、保身を図る。同氏の地盤だった東部ハリコフのケルネス市長も「ヤヌコビッチ氏はすでに歴史となった」と切り捨てた。

 ロシアをソ連時代からの「支配者」と敵視する風潮も強まり、最高会議(議会)はヤヌコビッチ政権下でロシア語に与えられた事実上の公用語の地位を停止する決定をした。同市長は「どれほど多くの人がロシア語を話しているか考慮することが大事だ」と急激な反動化を懸念する。(キエフ、ハリコフ共同=佐々木健、小泉忠之)
 

2014/02/25 12:1


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