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国際政治・世界事情

7474チバQ:2014/02/26(水) 20:55:20
http://www.sankeibiz.jp/compliance/news/140226/cpd1402260504003-n1.htm
ウクライナ 新たな混乱の元 元首相復帰、支持率は低迷 (1/2ページ)2014.2.26 05:00

 ウクライナのティモシェンコ元首相(53)は、釈放後の22日、首都キエフの独立広場で数万人の国民に対して演説したが、その姿は明らかに疲れ切っていた。民衆が熱狂した2004年の「オレンジ革命」当時とは異なり、国民の反応は分かれた。

 長らくヤヌコビッチ政権の政敵とされた元首相復帰のニュースは、数日間の反政権デモ隊と治安部隊との衝突でかすんでしまった。第二次世界大戦以降最悪の1週間からウクライナは一時的に落ち着きを取り戻したものの、ティモシェンコ氏が新たな混乱の要因となりつつある。

 ウクライナのシンクタンク、ペンタの政治アナリスト、ボロディミール・フェセンコ氏は「元首相の復帰は大きな政治リスクとなりうる。ウクライナの政界は全面的な刷新が必要だ。ティモシェンコ氏の容認は過去への逆戻りを意味する」と指摘した。

 ティモシェンコ氏は10年の大統領選で親ロシアのヤヌコビッチ大統領に敗れた。09年のロシアとの合意でティモシェンコ氏が国益を大きく損なったとの見方が敗北の要因だが、同氏はこの主張は正しくないとしている。エネルギー会社社長から政治家に転身し、05年に首相に就任したティモシェンコ氏は、過去に天然ガスの不正輸入、脱税、贈収賄などの容疑で2度逮捕されたが、いずれも起訴を取り下げられている。

 欧州連合(EU)との関係強化を進めてきた同氏の収監は欧米諸国から批判を受けた。先週のキエフでの衝突の背景には、ヤヌコビッチ大統領がEUとの連合協定を見送ったことがある。

 22日のヤヌコビッチ大統領解任後にティモシェンコ氏が釈放されたが、有権者を対象にした世論調査では同氏の支持率はヤヌコビッチ大統領らの後塵を拝し第3位だった。キエフ国際社会学研究所(KIIS)と調査会社が1月24日〜2月1日に実施した同調査によると、ティモシェンコ氏の支持率は13.9%と、ヤヌコビッチ氏を7ポイント下回った。元ボクシング世界王者で野党第二党「ウダル」党首のウラジーミル・クリチコ氏は16.1%を獲得した。

 釈放直後は5月25日の大統領選挙への出馬を表明したティモシェンコ氏だが、現在は出馬に対して消極的な姿勢を見せている。デモ参加者からは、崩壊寸前の同国には技術官僚出身のリーダーが必要だとの声も上がっている。

 実業家のニコライ・マリノフスキー氏はティモシェンコ元首相の釈放を歓迎する一方、今後の革命的な姿勢を期待した。「過去3カ月間でウクライナは変わった。過去1カ月で大きく変わり、過去1週間に劇的に変わった」と話した。(ブルームバーグ Daryna Krasnolutska、Ilya Arkhipov)


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