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国際政治・世界事情

7459名無しさん:2014/02/25(火) 12:57:36
<プーチン氏の危機>

しかし、数日前までは勝利したと見られていた戦いで、プーチン氏がこんな屈辱的な敗北を受け入れるだろうか。

シリアの化学兵器問題をめぐって、2013年に収めた外交上の成功が遅々として進まない今、ウクライナ問題は極めて重い一撃となるだろう。ロシアが米国と主導して実現したシリア政府側と反体制派による和平協議もほとんど進展が見られない。

ウクライナが再び親EU路線に向かえば、プーチン氏にとっては外交政策の失敗となり、自国での影響も大きくなる可能性がある。

ウクライナの市場規模と鉱山資源から、プーチン氏がもくろむ関税同盟にとって同国は不可欠の存在だ。同氏はこの「ユーラシア同盟」によって、同じような考え方を持った国々を再編し、ソ連崩壊時に失った潜在力を取り戻そうとしている。

ウクライナを文化的・宗教的なつながりを持つ隷属国程度とみなすロシア人にとって、同国への影響力を失うことは受け入れがたいことだろう。

反政権派が成し遂げたヤヌコビッチ氏追放は、2011─12年にかけて反プーチン運動を展開したロシア国内の反対勢力も注視している。

ロシアの野党指導者ボリス・ネムツォフ 氏は、反プーチン勢力が再びデモ活動を始める可能性を指摘し、「プーチン氏は(ヤヌコビッチ氏より)資金があり、この国の市民は忍耐強い。しかし、彼らの我慢も永遠ではない」と記した。

(原文:Timothy Heritage記者、翻訳:橋本俊樹、編集:伊藤典子)


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