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国際政治・世界事情

7453チバQ:2014/02/24(月) 20:58:29
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140224/erp14022408440004-n1.htm
東西分裂、回避に躍起 欧米、地域不安定化を懸念
2014.2.24 08:42 (1/2ページ)

22日、キエフの独立広場に集まった反政権デモ隊を前に、車いすに座って演説するティモシェンコ元首相。親欧米政権を誕生させた「オレンジ革命」の立役者の一人だった (ロイター)
 【キエフ=遠藤良介、ベルリン=宮下日出男、ワシントン=小雲規生】ウクライナで反政権デモが拡大した背景には、経済をめぐる東西の温度差がある。ロシアに接し、親露派住民が多いウクライナ東部には、国内経済を牽引(けんいん)するドネツクなどの工業地帯が集中。一方、西部は東部に比べて立ち遅れているため、欧州連合(EU)との統合を求める声が強く、東西分裂の危険性もはらむ。欧米各国は国家分裂を回避させようと躍起になっている。





 ロシアのウクライナへの“介入”が今回の事態の引き金となった。プーチン政権が昨年11月、EU加盟への一歩となるEUとの連合協定(AA)署名をウクライナのヤヌコビッチ大統領に思いとどまらせたのを機に、野党勢力を含めた反政権デモが拡大した。

 「ウクライナは近くEUに加盟する」

 最大野党「祖国」の有力者であるティモシェンコ元首相は22日の釈放後、記者団にこう宣言した。ティモシェンコ氏は、かつてEUへの接近を推進した「親欧米派」として知られる。

 ウクライナ最高会議(議会)は、解任を決議したヤヌコビッチ氏に代えて、ティモシェンコ氏の側近であるトゥルチノフ氏を大統領代行に任命したが、このことが、親欧米派の勢力拡大につながり、ロシアとの軋轢(あつれき)が東西分裂のきっかけになる可能性もある。

 22日の英紙ガーディアン(電子版)は今後のシナリオの一つとして、ロシアによるクリミア半島などウクライナの一部の併合の可能性があると報じた。

 欧米諸国にとり、欧州と旧ソ連諸国のはざまに位置する大国ウクライナの国家分裂は地域情勢の不安定化を招くことから、絶対に避けなければならない。

 ドイツ政府によると、メルケル首相とロシアのプーチン大統領が23日に行った電話会談では、早期の新政権樹立と領土的統一を保つことの必要性で一致した。

 ただ、ライス米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は23日の米NBCテレビで、ロシアが軍部隊を派遣する可能性に触れ、「深刻な間違いになる。いずれの国の利益にもならない」とロシアを牽制した。

 また、EUのアシュトン外交安全保障上級代表も22日の声明で「国家の主権、独立と領土的統一を守るため、すべての者が責任を持って振る舞う」ことを要請。ウクライナの分裂に強い危機感を示した。


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