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国際政治・世界事情

7451チバQ:2014/02/24(月) 20:53:50
http://mainichi.jp/select/news/20140224k0000e030174000c.html
ウクライナ:涙と気勢、交錯…「独立広場」ルポ
毎日新聞 2014年02月24日 10時20分(最終更新 02月24日 12時56分)

 【キエフ篠田航一、田中洋之】ヤヌコビッチ政権崩壊から一夜明けた23日、ウクライナの首都キエフ中心部の「独立広場」は数千人のデモ隊に占拠され、こん棒を持った自警団が巡回するなど緊張状態は続いていた。治安部隊の銃撃で市民が死亡した路上の現場には多くの花が手向けられ、市民のすすり泣く声とデモ隊の気勢が、深夜まで交互に響いていた。

 ◇犠牲者悼む市民/デモ隊の占拠続く
 焼け焦げたタイヤから立ち上る臭気が鼻をつく。タイヤや木材、古看板で高さ約2メートルのバリケードが作られている。広場の入り口で、こん棒を持ち、黒い布で顔を隠した覆面の男2人に行く手を阻まれ、車から降ろされた。ヤヌコビッチ大統領派の侵入を阻止する自警団だ。「日本の記者だ」と説明して中に入る。

 22日夜にデモ隊の前で「抵抗運動を続けよう」とティモシェンコ元首相が演説したステージには、数千人の市民が集まっていた。

 旧ソ連時代、アフガニスタン戦争に従軍した元兵士のアレクサンドルさん(51)は「かつてはソ連のために戦ったが、今は祖国ウクライナの民主化のために戦う。独立広場を去らないのは、野党が目指す民主化プロセスを監視するためだ。まだ戦いは道半ばだ」と説明。市民が最後まで民主化を見届ける重要性を訴えた。

 若いカップルや親子連れの姿も見られ、治安部隊に銃撃される危険は去った様子がうかがえる。だが、記者が写真を撮ろうとカメラを取り出すと、背後から突然、「何をしている」と迷彩服姿の男たちに詰問されるなど、緊張は続く。

 人混みの中で目を引いたのが、「てこの原理」を利用して火炎瓶や石を治安部隊に投げ付ける「投石器」だ。バリケードの角材を寄せ集めて作り上げた武器で、まるで中世の欧州で城壁攻撃に使った兵器のようだ。デモ隊自身も「出来栄え」に満足なのか、ここではにこやかに写真撮影する姿が見られた。近くの路上には、石畳を無理やりはがし、投石用に使ったとみられる石が散乱していた。


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