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国際政治・世界事情

7439チバQ:2014/02/23(日) 08:49:31
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140222/erp14022220500007-n1.htm
デモ隊が大統領府に進入 ウクライナ 事実上の管理下に

2014.2.22 20:47 (1/2ページ)

22日、ウクライナの首都キエフの独立広場に集まったデモ隊(ロイター)
22日、ウクライナの首都キエフの独立広場に集まったデモ隊(ロイター)


 【モスクワ=遠藤良介】反政権デモが続くウクライナで22日、デモ隊の一部が大統領府に進入、インタファクス通信は野党勢力側が首都キエフの大統領府を事実上の管理下に置いたと報道した。ヤヌコビッチ大統領の所在が確認できないとの情報もあるが、側近は大統領は、東部ハリコフに滞在していると説明した。大統領は22日までに、野党3党の代表者と政治危機の脱却に向けた合意文書に署名したが、反政権デモ隊側では合意を受け入れない過激派の意見が強く、事態収束への道筋には暗雲が漂っている。

 合意文書には、大統領選の前倒しや大統領権限の多くを議会に移す憲法改正の9月までの実施のほか、デモ隊に武器を差し出すよう求める条項も盛り込まれた。文書にはドイツとポーランドの外相らが証人として署名したが、協議に加わっていたロシアの特使は見送った。欧州連合(EU)主導の調停結果に不満を抱いた可能性が高い。

 ウクライナ議会は合意を受けて21日、親欧米政権下で大統領権限を縮小した「2004年憲法」を復活させる法案を可決。一連の流血の責任をとらせるとして内相の罷免も決議した。

 議会はまた、ヤヌコビッチ氏の政敵で獄中にある最大野党「祖国」の指導者、ティモシェンコ元首相の釈放を可能にする刑法改正案などを可決。元首相の処遇は大統領と野党の協議で合意されていた可能性があり、実際に釈放された場合には政局に大きな影響を及ぼすとみられる。

 野党指導者らは21日夜、デモ隊の拠点である首都キエフ中心部の独立広場で合意内容の報告に立った。しかし、デモ隊からは野党代表らが大統領と握手したことへの非難が上がり、デモ隊の中核を成す過激な民族主義勢力の説得が難しい現実を改めて示した。

 インタファクス通信によると、独立広場の守備組織リーダーは大統領の即時辞任を求め続けると強調し、「キエフ全体を統制下に置く」などと述べた。民族主義勢力の連合体「右派セクター」の代表も、大統領辞任や内相逮捕といった要求が実現するまで「武器を置かない」と言明している。

 キエフでの反政権デモは昨年11月、ヤヌコビッチ政権がEUとの連合協定調印を見送ったのを機に始まった。18日からはデモ隊と治安部隊の大規模衝突が起き、死者は77人にのぼった。


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