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国際政治・世界事情

7437チバQ:2014/02/23(日) 08:48:05
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140223/erp14022302100004-n1.htm
ウクライナ 親欧米派の勢い加速化

2014.2.23 02:07 (1/2ページ)[欧州]

22日、ウクライナの首都キエフの最高会議(議会)前で、群衆に向かって勝利を宣言する議員(共同)
22日、ウクライナの首都キエフの最高会議(議会)前で、群衆に向かって勝利を宣言する議員(共同)


 【モスクワ=遠藤良介】ウクライナのヤヌコビッチ大統領の政敵であるティモシェンコ元首相の釈放を受け、同国の内政は再び親欧米派が勢いを持つ方向に転回する可能性がある。だが、ヤヌコビッチ氏の支持基盤である東部では、首都キエフでの大規模デモなどを「武装クーデター」などと非難する声が上がり、同氏は大統領辞任を拒否している。情勢の正常化にはなお暗雲が漂っている。

 大統領と野党3党の代表者が前倒し大統領選の年内実施などで合意した21日以降、事態は大きく動いた。議会は同日夜、ティモシェンコ氏の釈放を可能にする法改正案を可決。与党の地域党からは議員の離党が相次ぎ、野党側は大統領を早期退陣に追い込むべく攻勢をかけた。

 2004年の民主化政変「オレンジ革命」の立役者であるティモシェンコ氏は、その痛烈な弁舌で現在もカリスマ的人気を誇る。「政治的裁判」による獄中生活も経たことで、野党側によるヤヌコビッチ政権批判の急先鋒(せんぽう)を担うと予想されている。

 だが、親欧米派の野党による巻き返しには、親露派住民が主体の東部・南部が反発を強めるのが必至だ。

 東部と南部の地方議員が22日、ハリコフで開いた大会では、首都での大規模デモや野党の攻勢について、「合法的な政権が武装テロリストに奪取された」などと批判する声が相次いだ。ロシア国営テレビの中継によれば、議員らの多くはロシア語で演説し、「路上に出て(野党デモ隊からの)防衛を準備せよ」といった呼びかけもあった。

 一連の動きによって、親欧米的な西部と親露的な東部・南部という歴史的な溝がいっそう深まったのは確実だ。前倒し大統領選がいかなる結果となっても、国民和解の道は遠い。

 21日に署名された大統領と野党3党代表者の合意文書には、ドイツやポーランドの外相が証人として署名したが、協議に加わっていたロシアの特使は見送った。欧州連合(EU)が主導した調停内容に不満を抱いた可能性が高く、ロシアがヤヌコビッチ氏の側に立って批判を強めることも確実だ。

 デモ隊の中核を成し、政権と野党の双方にとって制御が難しい過激民族主義勢力の動向も焦点だ。デモ隊幹部は「大統領辞任や内相逮捕が実現するまで武器を置かない」としている。


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