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国際政治・世界事情

7376チバQ:2014/02/09(日) 21:16:04
http://mainichi.jp/select/news/20140210k0000m030042000c.html
EU:米高官発言に猛反発 対ウクライナ外交で
毎日新聞 2014年02月09日 19時16分

 【ブリュッセル斎藤義彦】米高官が対ウクライナ外交を巡り欧州連合(EU)をののしった問題がEUの激しい反発を呼んでいる。盗聴された会話にもかかわらず、ドイツのメルケル首相は「絶対に許せない」と厳しく批判した。米高官発言の背景にはウクライナを巡り足並みが乱れ、影響力を行使できないEUへのいらだちがある。一方、EU側には米国家安全保障局(NSA)盗聴問題への米国の対応に不満が残っており、米欧間の亀裂は深まる気配を見せている。

 この問題は、ヌーランド米国務次官補(欧州担当)と米国の駐ウクライナ大使が交わしたとみられる会話がネット上に流出。次官補は、国連が仲介に乗り出すことを称賛したうえで、EUを「くそったれ」とこきおろした。

 メルケル独首相の報道官代理は7日、「首相は絶対に許せないと考えている」と厳しく批判。アシュトン外務・安全保障政策上級代表(外相)のウクライナでの仲介外交を「素晴らしい仕事」と反論した。EU外交筋も「EUは活発な外交を行っている」と述べた。

 独メディアは、メルケル首相が次官補の私的な会話にもかかわらず、厳しいコメントを出したのは、首相の携帯電話も盗聴していたNSAの改革や、欧米間の盗聴防止について米国から具体策が示されないなど「友好関係の軽視」(南ドイツ新聞)への不満があるためと分析している。

 一方、ネット上にはEU欧州対外活動庁(外務省)幹部のシュミット副事務局長の会話も流出。米国からEUのウクライナ対応が「弱腰過ぎる」と批判を受けていることを明らかにした。米国の批判の背景には、EU加盟国間で制裁するのか、経済支援策を強化するのか、対ウクライナ外交で意見が割れ、打開策が打ち出せない現状へのいらだちがある。

 ヌーランド次官補は北大西洋条約機構(NATO)大使も務めるなど欧州の事情に詳しく、米欧関係の「ルネサンス」を唱えているだけに、EUのショックはとりわけ大きい。

 AP通信などによると、カーニー米大統領報道官は「ロシア政府が最初に(ネット上の)投稿に気付き、ツイートした」と記者会見で述べ、ヌーランド次官補と駐ウクライナ大使の会話が流出したことへのロシア政府の関与を示唆している。


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