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国際政治・世界事情

7368チバQ:2014/02/07(金) 23:13:07
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2014020302000138.html
ソチは「北カフカス」
2014年2月3日

 冬季五輪が始まるロシア南部・ソチについて日本メディアで誤解が横行している。「北カフカス地方に近い」などとされるが、ソチ自体が正真正銘の北カフカスなのである。

 おさらいしよう。カフカスとは「黒海とカスピ海に挟まれアジアとヨーロッパの境とされたカフカス山脈を中心とする地域(『ロシアを知る事典』)だ。ロシアに属するカフカス山脈北側を、グルジアなど独立諸国のある南部と区別し「北カフカス」という。

 ソチのあるクラスノダール地方が北カフカスに入るというのはロシア人の間では常識だ。カフカス地域に詳しい前田弘毅・首都大学東京准教授は「ナンセンスな話」とあきれる。「言語、文化的にもソチのあるクラスノダール地方は北西カフカスで、チェチェンやダゲスタンは北東カフカスです」

 誤解には理由がある。ロシア政府が二〇一〇年、初めて「北カフカス」と銘打った「連邦管区」をクラスノダールなど黒海側の自治体を除外して創設したからだ。日本にたとえると、仮に茨城県を除外した「関東管区」が新設され外国メディアが「水戸は関東地方に近接している」と書いたようなものだ。

 五輪都市ソチがあるクラスノダールを、紛争のイメージが強い「北カフカス」から切り離そうとする狙いがあるとすれば、日本メディアは、クレムリンの情報操作に見事に引っ掛かったことになる。 (常盤伸)


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