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国際政治・世界事情

7363チバQ:2014/02/06(木) 20:34:23
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140205/mds14020521240002-n1.htm
シリア、「たる爆弾」攻撃強化 反体制派の消耗狙う
2014.2.5 21:23 (1/2ページ)[中東・アフリカ]

シリア北部のアレッポで、シリア政府軍が投下した「たる爆弾」の直撃を受けたとみられる現場=1月21日(ロイター)
 【カイロ=大内清】シリア内戦終結に向けたアサド政権側と反体制派統一組織「シリア国民連合」の協議が10日に再開されるのを前に、シリア北部アレッポで政権側の「たる爆弾」と呼ばれる焼(しょう)夷(い)弾による空爆が激しさを増している。政権側には、地上部隊の大量投入でアレッポ周辺を面的に制圧するだけの余力がない中、空爆で反体制派を消耗させ、次回協議を有利に進める狙いがありそうだ。

 反体制派に近い在外人権団体によると、アレッポでは4日、ドラム缶などの容器に石油類を詰めた「たる爆弾」による攻撃で少なくとも8人が死亡。今月に入り、同様の空爆での死者は150人以上に達した。

 アレッポでは一部郊外を反体制派武装勢力が支配しているものの、政権側、反体制派とも決定打に欠き、市街地では一進一退の戦闘が続いている。

 そんな中、政権側は昨年12月以降、たる爆弾を多用する空爆作戦を強化。今年1月22日からスイスで行われた国際和平会議の期間中も、同会議で政権側が強調した「テロリスト掃討」を名目に空爆は続けられ、同人権団体の集計によると1月の全土での死者数は約5800人と、内戦が本格化した2012年以降で最悪の規模となった。

 たる爆弾は燃焼性が高く攻撃範囲が広いため、市民らへの被害も大きいのが特徴で、反体制派は「無差別殺傷兵器だ」として国際社会に介入を要求。ケリー米国務長官は4日、たる爆弾攻撃は「政権側の野蛮行為だ」と強く非難した。

 ただ反体制派を支援する米欧は昨年、化学兵器を使用したとされる政権側に対するミサイル攻撃を準備しながら、土壇場でロシアが提案した化学兵器の国際管理案を受け入れて攻撃を踏みとどまった経緯がある。

 また、当事者間の合意を通じての内戦終結を模索する米欧にとり、政権側をいたずらに刺激して協議からの離脱を招く事態は避けたいのが本音。政権側は、こうした事情から米欧が現時点で武力介入に踏み込む可能性は低いとみて、空爆で反体制派を消耗させ、次回協議を前にさらなる軍事的優位を作り出そうとしているものとみられる。


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