したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

国際政治・世界事情

7362チバQ:2014/02/04(火) 21:02:22
http://mainichi.jp/select/news/20140204k0000m030049000c.html
イラン:ロウハニ大統領就任から半年 着々と明るさ増して
毎日新聞 2014年02月03日 20時07分(最終更新 02月03日 20時52分)


テヘラン市内の証券取引所で、株価と銘柄が表示された電光パネルを眺める人々=2014年2月3日午前、田中龍士撮影
拡大写真 【テヘラン田中龍士】イランの穏健派ロウハニ大統領(65)が3日、就任から半年を迎えた。昨年6月の大統領選挙で、経済再生の期待を集め当選したロウハニ師は、景気悪化を招いた米欧による経済制裁の全面解除に向け、核問題交渉を前進。信条の「対話」による外交政策も着実に進め、国際社会での孤立から脱却しつつある。イラン核問題の解決は険しい道だが、今のところ国内外の評価を裏付けるように、テヘラン証券取引所は空前の株ブームに沸いている。

 「今日は砂糖の会社だ」。2日、テヘラン証券取引所は男性があふれ、株価を示す画面の前で一喜一憂していた。大学生のベヘノム・アユグさん(25)は約1年前に株取引を始め、2000万リアル(約800ドル)の利益を得た。「ロウハニ政権で外国と関係が良くなり、経済が上向き、株は上がる一方だ。負ける気配がない」と笑顔で語る。

 株価を反映する指数(TEPIX)は、ロウハニ師が当選した昨年6月15日に4万6623を記録して以降、ほぼ右肩上がり。1月5日には、1967年の創設以来の最高値8万9500を記録した。

 米ブルームバーグによれば、2006年に1営業日の平均売買高は2000万ドル(約20億4200万円)だったが、昨年1〜11月は2億300万ドルと約10倍になった。

 05年8月から8年間大統領の座にあったアフマディネジャド氏は、対米欧強硬路線を取り、核問題交渉の停滞を招いた。しかし、ロウハニ政権下で実現した、80年の国交断絶以来となる米大統領との電話協議や、約10年ぶりの核開発制限の見返りに得た経済制裁の一部解除は、イランの劇的な変化を国内外に印象づけた。

 制裁緩和による効果は約70億ドル(米試算、約7150億円)と限定的だ。にもかかわらず、天然ガスの埋蔵量世界2位、原油4位の資源に加え、人口約7700万人の市場に期待し、国外から積極的アプローチが早くも展開されている。

 昨秋以来、エルドアン・トルコ首相、ボニーノ伊外相のほか、英国、フランス、ロシア、メキシコ、韓国の企業や国会議員などがテヘランを訪問し、投資拡大や経済協力を約束している。日本も首相特使として自民党の高村正彦副総裁、岸田文雄外相がロウハニ師らと会談した。

 ただ、イラン経済の本格的再建には、核交渉で難航が予想される原油禁輸、金融取引停止を含めた制裁の全面解除が不可欠だ。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板