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国際政治・世界事情

7341名無しさん:2014/01/31(金) 21:55:18
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140130/amr14013021290010-n1.htm
ベネズエラ政権、独裁傾向強まる 野党の市から権限剥奪

2014.1.30 21:27 (1/2ページ)


 【ニューヨーク=黒沢潤】南米ベネズエラのマドゥロ政権が、故チャベス大統領を彷彿(ほうふつ)させる独裁色を強めている。先月8日の全国市長選で野党連合が勝利した市から各種権限を次々と奪い、州や政府に次々と移管。野党が知事職を握る州では、政権の息の掛かった人物に知事職相当の別職を与えて“二重の権力構造”を築いており、政権側の強権姿勢に野党から非難が噴出している。

 全国市長選(337自治体)では、与党・統一社会党の候補242人が当選し、野党連合(当選75人)に大勝した。直後から政権側は攻勢を強め、市長職を野党連合に奪われた49市から、公園や劇場、文化施設の管理権限などを剥奪し、与党側の知事が支配する州や政府に移管している。

 地元メディアによると、62%の得票で野党候補が勝利した西部タリバでは、市長選から数日後、ゴミ回収企業が市内での回収業務を一時中止した。社会党所属の前市長の指示とみられるという。

 また、タリバ市を管轄するタチラ州は、警察車両や防弾チョッキ、武器などを引き渡すよう市警察に指示。社会党強硬派の州知事は「もともと州政府に属していた物品であり、これでメンテナンスが可能となる」と主張したという。

 一方、昨春の大統領選でマドゥロ氏に惜敗した野党統一候補、エンリケ・カプリレス氏が州知事を務める北部ミランダ州では、政府から与党の重鎮に州開発プロジェクトの管轄権限が与えられた。

予算規模の大きい州開発が知事の頭越しに“委譲”された形だが、政権側はカプリレス知事が野党指導者として全国を飛び回り、州行政を軽んじているため、必要な措置だったと強弁している。

 南部アマゾナス州でも野党知事が空港の管轄権限を剥奪され、州警察、ラジオ局、ホテルに関する権限も次々と奪われた。与党側の地元政治家が、州開発プロジェクトを管轄する代表に就任している。

 野党所属のカラカス市長らは最近、大統領府でマドゥロ大統領と面会し、二重の権力構造を築きつつある現状を厳しく批判した。しかし、大統領は市長選に勝利したことを強調し、「私を排除したいのなら、国民から署名を集め、(大統領罷免の国民投票実施が可能となる)2016年に備えればいい」と一蹴している。


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