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国際政治・世界事情

7332チバQ:2014/01/28(火) 22:06:10
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140128/mds14012821210005-n1.htm
シーシー氏、近く大統領選出馬宣言 エジプト「安定的」統治に回帰
2014.1.28 21:20
 【カイロ=大内清】エジプトの軍最高評議会は27日夜、暫定政権の最高実力者であるシーシー第1副首相兼国防相が大統領選に出馬することは「国民の負託を受けた義務」だとする声明を出して支持を表明した。国民からのカリスマ的人気を維持している同氏は近く出馬宣言する見通し。「アラブの春」でムバラク政権が崩壊した2011年以降、政治混乱が続いてきた同国は、軍中心で権威主義的ながらも「安定的」な統治に回帰しつつある。

 ■モルシー政権の「賛成」上回る

 マンスール暫定大統領を議長とする同評議会は声明に先立つ27日、シーシー氏が、文民に限定される大統領選出馬のため、現役武官制をとる国防相から退くことを了承。同氏の階級を将軍から最高位の陸軍元帥に昇級させることも決めた。

 エジプトでは、11年2月に民衆デモの高まりで退陣したムバラク元大統領まで4代にわたり軍人出身者が大統領に君臨。ムバラク氏は空軍元帥で、主流派である陸軍の元帥となったシーシー氏は歴代大統領を上回る権威を手に入れた形だ。

 同国では今月14、15日の国民投票で、軍の権限強化などを盛り込んだ改憲案を約98%の賛成で承認。有権者の多くは軍とシーシー氏に期待を寄せた。

 この国民投票が、昨年7月のクーデターで倒れたモルシー政権下での国民投票の賛成率を大きく上回ったことで、暫定政権側は「シーシー政権」実現に自信を深めたものとみられる。

 ■混乱やまず…国民に疲労感

 こうした世論の背景には、主要メディアのキャンペーンに加えムバラク政権崩壊以降の混乱への疲労感からくる安定志向がある。

 同国では「ムバラク後」の軍による暫定統治期、民主化勢力などの反軍政デモ隊と治安部隊の衝突が常態化。12年6月にイスラム原理主義組織ムスリム同胞団主導のモルシー政権が誕生してからも、イスラム勢力と世俗派の対立が激化し、経済や治安が悪化した。最近はイスラム武装勢力によるテロも頻発している。

 同胞団や一部の民主化グループは軍中心の体制への回帰に反発しているが、現時点では、世論の後押しを受けるシーシー氏の前に存在感を示せていない。


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