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国際政治・世界事情

7177チバQ:2013/12/23(月) 20:37:49
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131222/mds13122222250004-n1.htm
民族紛争飛び火、内戦危機 南スーダン首都衝突1週間 対話メド立たず
2013.12.22 22:24 (1/2ページ)

22日、南スーダンの首都ジュバにあるPKO部隊の基地内で、戦闘から避難した人々(共同)
 【カイロ=大内清】南スーダンの首都ジュバで武力衝突が起きてから、22日で1週間となった。有力民族ディンカ人中心のキール大統領派と、対立するヌエル人のマシャール前副大統領派による戦闘は国内各地に飛び火し、油田が集中する北部ユニティ州や東部ジョングレイ州はマシャール派が掌握したとの情報もある。事態収拾の見通しが立たない中、大量の国内避難民も発生しており、2011年7月に独立した「世界で最も新しい国」は、民族紛争激化による内戦と人道危機に陥る懸念が強まっている。

 15日夜の武力衝突以降、ジュバでは少なくとも500人が死亡した。アフリカ連合(AU)は両派にクリスマス期間中の停戦を働きかけているが、マシャール氏側は、キール氏が退陣しない限り対話には応じない姿勢を示している。

 ディンカ人とヌエル人の住民同士の暴力も激化しており、日本の陸上自衛隊も国連平和維持活動(PKO)で派遣されているジュバの国連施設などには、住民約4万人が避難した。

 ジョングレイ州では21日、米国民避難のために派遣された米軍の垂直離着陸輸送機オスプレイが銃撃され、米兵4人が負傷。多くの油田労働者が働く中国や英国なども、自国民の退避を進めている状況だ。

 黒人系キリスト教徒が多い南スーダンは11年、アラブ系イスラム教徒が中心のスーダンからの独立を果たした。スーダンのバシル政権と敵対する米欧の強い後押しが背景にあった。

 しかし、新政府を担った独立運動組織「スーダン人民解放運動(SPLM)」は、言語の異なる数十の民族の連合体で、最高指導者のキール氏も自らの出身であるディンカ人以外は掌握できていないとされてきた。当初はSPLM古参幹部でヌエル人のマシャール氏が副大統領に就くなどして、一定の安定性が保たれたが、キール氏が今年7月、マシャール氏を解任して均衡が崩れた。

 SPLMはもともと、独立前から内部分裂を繰り返してきた。原油輸出が国家収入の95%を占めながら、スーダン経由のパイプラインに頼らざるを得ないなど、基盤が脆弱(ぜいじゃく)なまま独立を果たした事情もある。

 スーダンのバシル大統領は22日、南スーダン情勢への懸念と関心を表明。他の周辺国でも、紛争長期化が地域の不安定化につながる懸念が強まっている。


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