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国際政治・世界事情

7176チバQ:2013/12/23(月) 20:37:15
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131222/mds13122222320006-n1.htm
中央アフリカ介入、仏に孤立感 EU支持も協力には二の足
2013.12.22 22:31 (1/2ページ)
 【ベルリン=宮下日出男】中央アフリカの人道危機を受け、今月初めに軍事介入に踏み切ったフランスに孤立感が漂っている。欧州連合(EU)の各国は介入を支持する一方で、単独行動に対する踏み込んだ協力には二の足を踏んでいるからだ。こうした事態は安全保障分野でのEU協調の難しさも示している。

 オランド仏大統領は20日、EU首脳会議終了後の記者会見で、「軍事行動への参加を求めているのではない。見たいのは欧州の存在感だ」と、介入に向け欧州諸国への協力を求めた。

 首脳会議は、「内戦や大虐殺の回避に寄与した」(ファンロンパイEU大統領)と仏軍介入を支持。来年1月に外相らがEUの関与策を検討することにした。だが、仏紙フィガロは「オランド氏の目標は達成できなかった」と報じた。

 仏軍は部隊1600人を展開し、抗争を続ける新旧政権派武装集団の武装解除を急ぐ。だが、イスラム過激派武装勢力を相手としたマリへの介入と違い、中央アフリカは敵味方の判別が困難で、「より厄介」(専門家)ともされる。

 介入直後には仏軍兵士2人が殺害された。EUなどの資金支援はアフリカ諸国の部隊が対象で、マリに続く今年2度目の介入となるフランスには、出費も負担となる。仏国民の介入への支持は51%から44%に下落した。

 フランスは作戦をEU全体の活動とすることで負担軽減を模索。だが、期待したポーランドなどの部隊派遣は見送られ、加盟国は輸送支援などにとどまる。首脳会議では戦費を賄う共通の基金の創設も狙ったが、加盟国の反対で頓挫した。

 EUでは外交・安全保障政策の決定には全会一致が必要だが、介入は仏単独の行動だ。加盟国としては意思決定に関与できない活動への支援はしづらい。介入の背景にアフリカへの影響力を保ちたいフランス側の思惑をみる向きもある。

 今後の関与策も仏側の要望に沿うかは不透明。独メディアは「『金を出す者は決定に加わる』とのジレンマがある」と指摘している。


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