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国際政治・世界事情

7124チバQ:2013/12/04(水) 21:03:30
http://mainichi.jp/select/news/20131204k0000e020203000c.html
ウクライナ:15年大統領選にらみ溝 反政府デモ続く
毎日新聞 2013年12月04日 20時55分

 【モスクワ真野森作】欧州連合(EU)との連合協定署名見送りに端を発したウクライナの反政府デモは、4日で2週間。2004年の民主化運動「オレンジ革命」以来の政情不安定化の背景には、15年初頭に予定される次期大統領選をにらんだ与野党の対立がある。ロシアとEUのどちらに接近するかや、地域、年代による政治志向の違いも絡み、国内の溝は深まっている。

 首都キエフ中心部に約1万人のデモ隊が陣取る中で開かれた3日のウクライナ国会(定数450)。野党側提出の内閣不信任決議案の投票が行われたが賛成は3野党の169人と無所属議員ら計186人にとどまった。

 現地からの報道によると、反政府デモ支援の野党指導者にはオレンジ革命の立役者が多い。04年大統領選でやり直しの決戦投票を実現させ首相だったヤヌコビッチ氏の当選を阻んだ勢力だ。ティモシェンコ前首相=服役中=を中心とする最大野党「連合野党・祖国」を率いるヤツェニュク氏は親欧米のユーシェンコ前政権で外相と経済相を務めた。野党第2党「ウダル」党首でボクサー出身のクリチコ氏も前大統領顧問として政治活動を開始している。

 次期大統領選への出馬を明言するクリチコ氏ら野党側は現政権打倒を目指し、選挙の前倒し実施を求める。与党「地域党」は工業が盛んな東部を地盤に財界の支持も受け一歩も引かない構えだ。

 キエフ国際社会学研究所の11月中旬の世論調査では、EU加盟支持は39%、ロシア主導の経済ブロック「関税同盟」加入支持は37%で、ほぼ伯仲。欧州との関係が強い西部では69%がEU加盟支持だが、ロシア系住民の多い東部では関税同盟支持が61%で地域差は歴然だ。18〜29歳のEU志向は5割超だ。

 亀裂の走る世論を背景に、ヤヌコビッチ大統領は改めて1日、「EU接近に全力を尽くす」と表明、協定交渉継続の意向を示した。一方、ロシアへは4日、関係改善交渉のため代表団を派遣。再選を目指しバランス外交を続けている。


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