したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

国際政治・世界事情

7106チバQ:2013/11/28(木) 19:09:30
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131128/erp13112808150001-n1.htm
議員資格剥奪投票 ベルルスコーニ時代 終焉?
2013.11.28 08:13 (1/2ページ)

25日、イタリア・ローマで記者会見に臨んだベルルスコーニ元首相 (ロイター)
 【ベルリン=宮下日出男】脱税事件で有罪が確定したイタリアのベルルスコーニ元首相(77)の議員資格剥奪に関する投票が27日、上院本会議で行われる。賛成が多数を占める見通しで、失職は確実視されている。元首相派は連立政権から離脱するなど徹底抗戦の構えだが、政界に約20年間、君臨してきた元首相の政治生命は重大な危機を迎えた。

 「国際舞台で国を何度も代表してきた指導者を追放すれば、消しがたい汚点となる」「私が(社会奉仕で)トイレ掃除すれば、国が笑いものにされる」

 元首相は投票直前も3度の首相経験という実績を強調し、必死の抵抗を続けている。だが、投票ではレッタ首相の中道左派、民主党や、野党の五つ星運動などの賛成で失職が決まる見込みだ。元首相が議員の職を失えば政界入り後で初めてとなり、6年間は公職に就くこともできない。

 元首相は1994年、戦後政治の中心だったキリスト教民主党など政財界の大物を巻き込む大規模な汚職捜査で政治不信が頂点にある中、右派勢力結集に成功して総選挙に勝利。政治の表舞台に登場した。

 サッカーチーム・ACミランやメディア企業を傘下に持つ実業家として政界に新風を吹き込んだ。スキャンダルや失言などで問題を起こしてきたが、メディアを駆使して巧みに大衆の支持を獲得。野党にあっても存在感を発揮してきた。

 だが、8月の有罪確定後は求心力が急落。ともに連立政権を形成する民主党による資格剥奪の動きに対し、倒閣を画策したが、側近が反旗を翻す異例の事態で挫折した。今月26日には自党の連立離脱を決めたが、造反議員らは新党を結成してレッタ政権を支える考えで、政権は継続する。

 この間にも、他党議員を寝返らせるために買収したとの疑惑で新たに起訴された。議員特権を失えば、逮捕される可能性も出てくる。伊紙メッサジェロは「ポスト・ベルルスコーニ時代の本当の始まりだ」と報じた。

 ただ、元首相は一昨年の退陣時に「政治生命は終わり」ともいわれたが、2月の総選挙で予想以上の結果を出して復活を遂げた。メディアや資金力を通じた影響力は侮れず、“院政”を敷く可能性もある。専門家からは、「元首相は衰退しても大きな影響力を維持する」との指摘も出ている。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板