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国際政治・世界事情

7074チバQ:2013/11/18(月) 23:31:23
http://mainichi.jp/select/news/20131119k0000m030072000c.html

コンゴ民主:最大武装勢力が降伏 軍など、他組織も掃討へ

毎日新聞 2013年11月18日 21時05分(最終更新 11月18日 23時26分)



武装勢力の襲撃を逃れた人々が集まる避難民キャンプの家々=コンゴ民主共和国東部ゴマ郊外で2013年7月、服部正法撮影
武装勢力の襲撃を逃れた人々が集まる避難民キャンプの家々=コンゴ民主共和国東部ゴマ郊外で2013年7月、服部正法撮影

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 多数の武装勢力が割拠するアフリカ中部コンゴ民主共和国で最大規模の「3月23日運動(M23)」が今月、政府軍との戦闘で占領地域を失い、事実上降伏した。政府とM23は18日現在、正式和平に向けた最終協議を進めている。政府軍と国連戦闘部隊は他の武装組織の掃討作戦にも乗り出す構えで、15年間混乱が続くコンゴ東部で、治安回復が進むのか注目される。【ゴマ(コンゴ東部)で服部正法】

 政府軍などは先月下旬からM23の占領地域を次々奪回。今月5日までに拠点をほぼ制圧し、M23は同日、一方的に終結宣言を出した。

 M23はツチ人保護などを主張して政府軍と戦い、一時和平に合意し政府軍に編入された。ところが昨年3月に離脱して戦闘を再開。同11月には東部主要都市ゴマを制圧、その後自発的に撤退し、政府軍と戦闘を展開した。

 政府軍の「勝利」には、新たに加わった国連戦闘部隊が貢献した。M23の伸長を懸念した国連は今年3月、コンゴの平和維持活動(PKO)部隊に、武装勢力掃討を任務とする戦闘部隊を加えることを決定。PKO史上初の試みで、南アフリカやタンザニアの部隊などが8月から本格展開した。南ア軍の攻撃ヘリが掃討に効力を発揮したとの分析もある。

 また、ルワンダがM23への支援をカットした影響を指摘する声もある。ルワンダは否定しているが、M23元幹部は今年7月、毎日新聞に「新兵や武器の補充でルワンダが支援してきた」と認めた。欧米各国がルワンダへの援助を一部停止したため、ルワンダがM23支援をやめたとの観測も出ている。

 紛争終結(2003年)後も東部では40以上もの武装勢力が活動し、各組織が豊富に産出するダイヤモンドや金、希少金属などの資源を資金源としており、略奪や殺人、レイプなどが多発していた。

 ゴマ郊外の避難民キャンプでは今年7月、近隣山岳部などから武装組織の暴力を逃れてきた人たちが、枝葉やビニールシートで作った家で肩を寄せ合って暮らしていた。

 自治組織副議長の女性、ビクトリーナさん(40)は昨年6月、家族と共に4日間歩いてたどりついた。村はルワンダのフツ人系組織「ルワンダ解放民主軍(FDLR)」に襲撃された。「彼らは村人を無差別に残忍な方法で殺した」と述べた。今もFDLRが居座っており「戻っても殺される」と言う。

 国連安全保障理事会は14日、議長声明でFDLRを「地域の脅威」と非難。国連戦闘部隊が掃討に乗り出す意向を示唆した。

 ◇コンゴ共和国

 1960年にベルギーから独立し、元々の国名はザイール。97年に反政府勢力によりモブツ政権(当時)が崩壊し、98年にコンゴ紛争に突入した。紛争は、2003年に終結したが、死者は約540万人に上り「アフリカ大戦」とも呼ばれた。内戦後も東部では40以上の武装勢力が活動し、、政府軍との戦闘が続いている。今回、国連部隊の支援を受けた政府軍に降伏した「3月23日運動(M23)」は、隣国ルワンダとコンゴ東部にまたがって暮らすツチ人主体の反政府武装勢力。


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