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国際政治・世界事情

7072チバQ:2013/11/18(月) 22:48:17
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131118/erp13111822040012-n1.htm
「東か西か」近づく期限 正念場ウクライナ EUとの連合協定に暗雲
2013.11.18 22:03 (1/2ページ)
 【モスクワ=遠藤良介】旧ソ連のウクライナが、欧州連合(EU)加盟の前段階となる連合協定(AA)の締結をめぐって正念場を迎えている。EUが協定調印の前提条件として求める反政権派、ティモシェンコ前首相(52)=服役中=の釈放をめぐり、同国の議会が紛糾しているためだ。ロシアも自国の主導する「関税同盟」にウクライナを引き込もうと圧力を強めており、同国は大きな岐路を迎えている。

 ウクライナなど旧ソ連3カ国は28日、リトアニアで開幕するEUとの首脳会合で、自由貿易協定(FTA)を柱とするAAへの調印を目指している。EUはウクライナについて、ヤヌコビッチ同国大統領の政敵であるティモシェンコ前首相の収監問題が「最大の障害だ」としてきた。

 ヤヌコビッチ氏は先月、前首相を病気治療の名目でドイツに出国させることは容認する考えを示し、議会で可決される関連法案に署名すると発言した。ただ、議会では、前首相に帰国後の服役継続を求めるか否かで政権派と反対派が対立し、結論が出ていない。

 ヤヌコビッチ氏が9日、モスクワでプーチン露大統領と会談して以降、ウクライナ高官からはロシア重視の発言が出ており、何らかの取引があった可能性も指摘されている。ウクライナの産業界も、AA締結を1年間延期するべきだとヤヌコビッチ氏に陳情した。

 プーチン政権は、カザフスタン、ベラルーシとともに形成する「関税同盟」を基盤に、旧ソ連諸国を経済共同体「ユーラシア連合」に再統合することを重点課題としている。人口4500万人を擁する域内第2の大国、ウクライナがEUとのAA締結に至れば、ロシアの構想は大きな打撃を受けることになる。

 ロシアは、ウクライナが「関税同盟」に加わった場合、自国産天然ガスの供給価格を大幅に引き下げると提示。逆に、EUと協定を締結すれば、ウクライナ産品の輸入に際して保護措置をとると警告してきた。

 ウクライナでは経済の低迷が深刻で、外貨準備高は輸入の3カ月分を割り込んでいる。ヤヌコビッチ政権にとっては、ロシア接近で得られる目先の財政的魅力が大きいのも事実だ。

 ウクライナ議会は19日に前首相をめぐる審議を再開し、EUも特使を通じた折衝を続ける。決着はEUとの首脳会合直前までずれ込むとの観測も出ている。


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