したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

国際政治・世界事情

7064チバQ:2013/11/16(土) 21:48:16
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131116/asi13111618000004-n1.htm
【国際情勢分析 岩田智雄の目】
印首相、英連邦会議欠席の複雑な事情
2013.11.16 18:00 (1/3ページ)
 15日にスリランカのコロンボで開幕した英連邦首脳会議(CHOGM)をインドのマンモハン・シン首相(81)が欠席した。スリランカのマヒンダ・ラジャパクサ政権による少数派民族タミル人への人権侵害批判がやまない中、インド国内のタミル人が会議のボイコットを求めたのが主な理由だ。しかし、スリランカでは中国の影響力が強まっており、インドの存在感低下を危ぶむ声も上がっている。こうした状況下で欠席を決めた背景には、政権内幹部の複雑な心境が作用した可能性もある。


タミル人政党に配慮


 英国と旧英領国計53カ国が加盟する英連邦の首脳会議は17日までの予定で15日に始まった。シン首相は会議直前の10日、ラジャパクサ大統領(67)に首脳会議を欠席するとの書簡を送った。カナダのスティーブン・ハーパー首相(54)はこれより先に人権懸念を理由に欠席を決めており、インド洋の島(とう)嶼(しょ)国モーリシャスのナビンチャンドラ・ラムグーラム首相(66)も12日、同様の理由で不参加を決めた。

 インドでは、タミル人が多く居住する南部タミルナド州の政党が、ラジャパクサ政権とタミル人反政府武装勢力「タミル・イーラム解放のトラ(LTTE)」との内戦末期の2009年に多数の死者が出たことへの調査が進んでいないなどとしてボイコットを要求していた。

 04年からインドの国民会議派主導の連立与党に参加していたドラビダ進歩同盟(DMK)は今年3月、インド政府がラジャパクサ政権に厳しい態度で臨んでいないとして連立を離脱した。ただ、DMKと連立与党の緩やかな政治的協力関係は継続しており、シン政権としては、来年5月までに行われる総選挙を見据え、タミル人政党に配慮せざるをえない状況にあった。

 ただしインド政府は、シン首相の欠席には、いろいろな要因があるとしている。具体的な説明はないが、選挙対策だけが目的ではなさそうだ。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板