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国際政治・世界事情

7052チバQ:2013/11/14(木) 22:19:52
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131114/mds13111421550005-n1.htm
エジプト 非常事態令解除も遠い安定 軍批判タブー 同胞団は抵抗呼びかけ
2013.11.14 21:54 (1/2ページ)
 【カイロ=大内清】クーデターでモルシー政権が崩壊したエジプトで14日、治安権限強化の根拠となってきた非常事態令と夜間外出禁止令が3カ月ぶりに解除された。同国ではこの間、クーデターを主導したシーシー国防相兼第1副首相を礼賛する論調が支配的で、軍批判をタブー視する風潮が強まった。これに対し、殺人扇動罪などで起訴されたモルシー前大統領や出身母体のイスラム原理主義組織ムスリム同胞団は抵抗を呼びかけ続けており、安定はなお遠いのが実情だ。

 「クーデターを無効とする以外、エジプト安定の道はない」。モルシー被告は13日、接見した弁護士を通じてこう表明し、司法の場で軍による権力剥奪の違法性を争う考えを示した。

 7月のクーデターで誕生した暫定政権は8月14日、モルシー派の座り込みの強制排除に対する暴力的な抵抗を機に非常事態令などをを発令した。治安当局はこれまでに、令状なしでの捜査など強権的な手法で同胞団メンバーら数千人を逮捕したとされる。

 同時に、主要メディアの反同胞団キャンペーンも強まり、シーシー氏は「同胞団を追い出した英雄」として扱われるようになった。

 10月には、モルシー政権期に辛(しん)辣(らつ)なジョークで同胞団批判を繰り返した人気コメディアン、バッセム・ユースフ氏がテレビ番組でシーシー氏をネタにしたところ批判が殺到。番組はテレビ局側の“自己規制”で中止となり、ユースフ氏も一時、国外に出ることを余儀なくされた。

 シーシー氏や軍への批判を許さない空気が広がり、同胞団の動員力は大きく低下し、デモなどの大規模な抗議行動は難しくなった。

 一方で同胞団や協力関係にあるイスラム勢力には武装している者も多く、東部シナイ半島、海運の要衝のスエズ運河沿いの都市などでは軍・治安部隊を狙ったテロが頻発。治安情勢の好転は楽観視できず、当局はそれを強権手法を正当化する根拠としている。

 暫定政権主導の改憲案作りも遅れており、クーデター当初は年内にも始まるとされていた議会選は来年春以降にずれ込む見通しだ。


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