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国際政治・世界事情

698千葉9区:2009/06/19(金) 22:50:38
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp1-20090618-508142.html
イラン保守派内でも亀裂が表面化
 イラン大統領選の投票から19日で1週間。不正があったと抗議する改革派は1979年の革命以来となる数十万人規模のデモを決行した。アハマディネジャド大統領の再選をめぐり保守派内の亀裂も表面化。革命体制は重大な岐路を迎えた。イランとの対話を模索する米国は選挙の評価に慎重で「内政干渉」ととられないよう距離を置いている。

 15日の大規模デモを受け、いったんは現職勝利を称賛した最高指導者ハメネイ師は方針を修正。選挙を管理する護憲評議会が部分的な再集計を行うことを軸に、事態収拾に乗り出した。

 しかし現職との票差は大きく、部分的な再集計では勝敗が覆る可能性はない。護憲評議会の決定次第では、失望した市民が行動を一気に先鋭化させる懸念もある。

 アハマディネジャド大統領はデモを「サッカー試合後の騒ぎ」になぞらえる余裕を見せ、「(得票の)2500万人が政権運営を支持した」と自賛。政権は、改革派が選挙戦で武器とした携帯電話のメールを寸断し、外国メディアの取材も禁止。反対を力ずくで押さえつける構えだ。

 選挙結果に疑問を呈する欧州諸国などに対し、イラン外務省は内政干渉と非難。修正しなければ「将来の外交関係を再検討する」と警告した。

 一方、米国は「イランの主権を尊重する」(オバマ大統領)と述べるだけで、歯切れは悪い。経済的結び付きが強く、イランと長く友好関係にある日本も「護憲評議会の最終的な結論を待つ」(政府関係者)と推移を見極める意向だ。

 保守派内の確執も深刻化している。14日の勝利集会で、大統領は「富を盗む者は許さない」と発言。名指しは避けたものの、落選した改革派のムサビ元首相に肩入れしているとみられる保守穏健派の重鎮、ラフサンジャニ元大統領を指すのは明白だ。ラフサンジャニ師の娘は17日の改革派陣営の集会で演説。大統領と同師の対立は修復が不可能なほど激しくなっている。

 ハメネイ師は自制を呼び掛けるが、武力を握る保守強硬派と、市民の怒りをバックにする改革派の双方とも妥協は困難。最高指導者の絶大な権力をもってしても、全面衝突を回避するのは困難な情勢になってきた。(共同)

 [2009年6月18日19時53分]

http://www.cnn.co.jp/world/CNN200906190010.html
2009.06.19 Web posted at: 14:06 JST Updated - CNN
ワールド
イラン大統領、デモ隊批判の発言で弁明 団結呼び掛け
(CNN) イランのアフマディネジャド大統領は18日、同国のIRINNテレビとのインタビューで、大統領選に対する抗議デモをサッカー試合で負けたチームにたとえるなどした自らの発言が「文脈を踏まえずに報道された」と弁明し、全国民による団結を呼び掛けた。

12日の選挙で再選された同大統領は、首都テヘランで14日開かれた集会で、落選した改革派のムサビ元首相の支持者によるデモを「負けチームが怒りを発散させる行為」などと批判。さらに、少量の「泥やほこり」がイラン国家という「澄んだ川」をにごらせることはないなどと述べ、改革派から非難を浴びていた。

大統領はインタビューの中で、「暴動や放火、市民への攻撃を始めた人々のことを指したつもりだ」としたうえで、発言を伝えたメディアの「正確さ」に問題があったと主張。発言がゆがめられたことに遺憾を表明した。

大統領はさらに、選挙の成功は「私に投票した有権者だけでなく、全国民の勝利だ」と述べ、「あなたがだれに投票したのかを尋ねる権利はだれにもない」と指摘。「われわれは大きな家族として手をつなぎ合うべきだ」と訴えた。

選挙結果をめぐっては、改革派の大規模デモなどを受け、ハメネイ大統領が護憲評議会に一部の票の再集計を指示した。一方ムサビ陣営は選挙のやり直しを要求しており、事態収拾の見通しは立っていない。


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