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国際政治・世界事情

697千葉9区:2009/06/19(金) 22:48:36
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090619-OYT1T00868.htm
イラン・ハメネイ師、抗議デモ容認せず…ムサビ氏に警告
 【テヘラン=久保健一】イランの最高指導者アリ・ハメネイ師は19日、テヘラン大学で行われたイスラム教の金曜礼拝で演説し、イラン大統領選の不正疑惑を巡って改革派勢力が続ける抗議デモに対して、「街頭の抗議で圧力をかけるのは誤っている」と述べ、デモをやめるよう求めた。


 さらに、「(街頭で)流血の事態が起きれば、抗議行動のリーダーが直接責任を負うことになる」と指摘し、デモを主導するムサビ元首相に強い警告を発した。

 ハメネイ師が今回の抗議行動で自らの立場を表明したのは初めて。改革派のデモを断固容認しない姿勢を示したものだが、改革派の不満を解消するための融和策は示されておらず、改革派がデモ中止に応じるかどうかは不透明だ。

 選挙不正疑惑については、ムサビ氏らによる異議申し立てに対する「護憲評議会の判断を待ちたい」と述べた。だが、当選したアフマディネジャド大統領とムサビ氏の「1100万票の差はあまりに大きい」とも述べ、選挙結果が覆ることはないとの考えを示唆した。

 19日は、午後(日本時間19日夜)までにテヘランで改革派による大規模デモは行われていない。

(2009年6月19日21時13分 読売新聞)

http://www.asahi.com/international/update/0619/TKY200906190366.html
アフマディネジャド氏支持、鮮明に イラン最高指導者
2009年6月19日20時35分

 【テヘラン=吉武祐】大統領選に不正があったとして改革派が抗議行動を続けるイランの最高指導者ハメネイ師が19日、金曜礼拝で演説し、圧勝とされたアフマディネジャド大統領の続投支持を鮮明にする一方、改革派の行動を「無益だ」として批判した。最高指導者として国民に平静を呼びかけたものだが、抗議行動に歯止めがかからなければ、権威がいっそう傷つく恐れを抱えている。

 演説でハメネイ師は「選挙に不正はなかった」と明言し、アフマディネジャド氏の再選を認める立場を改めて表明。「内政も外交も、私の考えは彼に近い」とも述べ、今後もアフマディネジャド氏の後ろ盾となる考えを示した。

 アフマディネジャド氏の圧勝とした開票結果への改革派の異議については「法的手続きにのっとって処理されるべきだ」と言及したものの、再選支持を鮮明にしたことで、ハメネイ師の「分身」とされるジャンナティ師が仕切る護憲評議会が、改革派の要求に応じて選挙を無効にする可能性は事実上なくなった。

 そのうえでハメネイ師は「政治の意思決定は投票で行われる。街頭(の行動によって)ではない」と述べ、改革派の動きを批判した。

 ハメネイ師は、アフマディネジャド氏の「圧勝」が発表された13日、結果を受け入れるよう国民に呼びかけた。だが護憲評議会による承認手続きを経ないまま再選に「お墨付き」を与えた動きは、改革派を失望させた。その直後から抗議の騒乱が全土で起き、結果的に最高指導者の威光は大きく傷ついた。

 19日の演説で改革派を糾弾したのは、強制鎮圧も辞さない姿勢を示し、抗議行動をやめさせたい意図があるからとみられる。

 ただ、改革派の抗議行動は15日に体制側との衝突で死者を出して以後、現政権を露骨に非難するスローガンを控え、沈黙したままデモ行進を行うなど平和戦術をとる。

 20日には、ハタミ師ら改革派宗教指導者の政治組織「闘う聖職者たち」がテヘランで大規模デモ行進を計画している。平和的なデモを強制的に鎮圧すれば国際的な非難を招くが、抗議行動が続く状況が変わらなければ、さらなる権威低下を招きかねないジレンマがある。


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