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国際政治・世界事情

6940チバQ:2013/09/29(日) 20:46:27
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130929/erp13092919520005-n1.htm
元首相の議員資格剥奪阻止狙う?元首相派閣僚が辞意 イタリア
2013.9.29 19:50 (1/2ページ)

「自由国民」の本部前でカメラに向かってポーズを取るイタリアのベルルスコーニ元首相=9月19日、ローマ(AP)
 【ベルリン=宮下日出男】イタリアのレッタ連立政権の一角を担うベルルスコーニ元首相派の閣僚5人が28日、辞意を表明した。政府の増税策への反対が表向きの理由だが、実際は脱税事件で有罪判決が確定した元首相の議員資格剥奪阻止を狙った動きとみられる。発足から5カ月で政権は崩壊の危機に直面している。

 閣僚の辞意表明は、中道右派の自由国民を率いる元首相が声明で発表した。財政健全化を進めるイタリアでは10月1日から付加価値税が引き上げられる。自由国民は凍結を求めたが、代替策をめぐる27日の内閣の協議が決裂した。元首相は「重大な連立協定違反だ」と批判した。

 閣僚辞任にはナポリターノ大統領に正式に辞表を提出する必要がある。実際に自由国民の連立離脱となれば、レッタ首相の中道左派、民主党は上院で過半数を維持できなくなる。イタリアの上下両院は同等の権限を持っており、政権運営も事実上、不可能になる。

 もともとライバル同士の民主党と自由国民の関係は8月の元首相の有罪確定以降、抜き差しならない状況になっていた。民主党は元首相の上院議員資格の早期剥奪を目指しており、10月4日には資格剥奪をめぐる審議が上院委員会で行われる。これに対し、自由国民は強く抵抗してきた。

 元首相は「倒閣」にまではこれまで踏み込んでいなかった。自身の議員資格を理由に政権崩壊の引き金を引けば、混乱の責任を負わせられかねないためだ。今回の判断には増税問題が名目であれば、その批判もかわせるとの思惑があるとみられ、レッタ首相は「個人の問題を隠すためのアリバイだ」と批判している。

 レッタ首相は上下両院で信任投票を行う考えで、30日か10月1日に実施されるとも伝えられている。信任を得られず政権が崩壊すれば、総選挙実施も選択肢に浮上するが、議会解散権を持つ大統領は選挙を避けたい意向だ。この場合、首相は自由国民の造反者や野党の協力を模索するとみられるが、難航は必至だ。

 レッタ政権は2月の総選挙後2カ月を経てようやく発足。再び政治混迷に陥れば、財政健全化などの改革も遅れる。債務危機が一段落して各国が経済成長を目指す中、イタリアの行方は金融市場の懸案材料となっており、同国国債やユーロ

相場への影響は避けられない見通しだ。


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